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2 限界

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移動し始めて10時間ほど経っただろうか。

おそらく30km以上は歩いているだろう。

それでも何も見つからない。

ところどころに骨や肉片が散らばったりしていたが、

まだ生物を一匹も見ていない。

動物の鳴き声、虫の羽音すらも聞こえず、

ただ雨が降っているような音が高いところにある葉から聞こえてくるだけだ。

そろそろおなかもすいてきた。

たくさんあった水も底を尽きかけている。

「私は・・・こんな変な森で死ぬんだ・・・」

口に出したら涙が出てきた。

もう歩く気力も無い。

「ここで寝たまま死んじゃおうかな・・・」

そうしよう。

どうせもう歩いても途中で倒れて結局死ぬんだ。

楽な姿勢で横になる。

「おやすみ・・・」

独り言を発する。

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