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GLOBAL SHOUT!  作者: 丸尾累児
Chapter2「お嬢様、オフ会にお急ぎください」
15/53

第4節「穴ぼこだらけの世界/その4」


 結局、パーティは全滅した。



 すぐになにも知らずにひた走ってきた颯夏に指摘したが、事はすでに遅し。

 当の本人がいの一番に倒され、次に引きつけ役を買って出た泰史と光紗姫。それから、なんとか逃げ延びようとしたと試みた夕凪、友紘、モカカの順に倒れていった。



 いまは死亡したことを現すように暗転してなにも見えない。ただそこには『クルトは死亡しました』という一文が書き添えられているだけだった。



 友紘はこの惨状をパスチャット越しに訴えた。



『どうすんのさ……。全員死んじゃって不死鳥の涙使える人いないよ?』


『ゴメンナサイ。わたくしが気付かずにミスをしてしまっただけに』


『い、いやアレはミスの範疇を超えてると思うけど――というか、ヘッポコすぎじゃん』


『うぅっ……』


『オリエ君がミスしてしまったのは仕方ないさ。誰にだって失敗はある』


『そうだよ、にぃーた。オリエさんを責めるのは良くないよ!』


『……とは言ったって』


『起きてしまったモノは仕方がないだろう。とにかく一度ホームポイントに戻って、再度ここへ来ることにしようか』


『俺もそう思うぜ。クルトがどんなにあがいたって、死んだ分の経験値は戻らないんだしな』


『我も同意見だ』


『うーん、みんながそう言うなら諦めるけど……』



 本音を言えば、リスクを少なくしてプレイしたい――友紘は死亡時に発生する経験値ペナルティをなるべくなら抑えたかった。

 しかし、こうまで全員に諭されては諦めるしかないだろう。

 その思いから途方に暮れ、友紘はホームポイントに戻ることにした。





 そんな矢先のことだった。




 ふと暗転した画面の脇にいつのまにか『蘇生しますか?』という質問文が表示されている。友紘はすぐさまその一文に気付いて「はい」を選択した。



 刹那、目の前が明るくなり、真っ暗な景色が一転して野山の風景に変わる――それは、友紘のアバターが死亡状態から蘇生したことを意味していた。



 友紘はその原因を確かめようと辺りを見回す。

 すると、2メートル後方で倒れている颯夏のアバターであるオリエの元に外套を被った魔導士らしき大男が背を向けて立っていることに気付かされた。



「あの、もしかしてアナタが蘇生してくれたんですか……?」



 友紘はその疑問からとっさに尋ねた。



「ええ、そうですよ。大丈夫でしたか?」



 と振り返った男が答える。

 それを聞いて、友紘は喜びをにじませた。

 しかし、わずかに気になったことがあった――それは振り返った顔に古いジブリ映画に登場した「顔なし」というキャラクターに似ていた仮面を被っていたことと、声にモザイクボイスがかかっていたことである。



(ウケ狙いでやってるのかな?)



 友紘はそういう風に捉え、男の声や姿など些細なことと考えることにした。



「ありがとうございます。ちょうど全滅してどうしようかと思ってたところなんですよ」


「それは災難でしたね」


「ええ、まあなんというか……。TCメンバーのミスが原因でして」


「そういう事故ってよくありますよねー」


「ですよねぇ」



 男の言葉に同意して頷く友紘。

 確かにレベル上げを目的としたパーティではちょっとしたことで大量のモンスターを引き連れてきてしまうことがある。もちろん、それは戦闘を行うための獲物を連れてくる「釣り師」という役目を負おう人間が気を付けていれば怒らない事故だ。


 だが、どうしても事故は起きてしまう。


 そうしたときにパーティ全員が一丸となって対処できれば最良だが、その範疇を超えてしまった場合は全滅という形で結果に表れてしまう。

 友紘はそうした経験をエターナルファンタズム1でも経験していた。だから、男の言葉に同意せざるえなかったのである。




 やがて、男の魔法によって、パーティメンバー全員が蘇った。




 一同は男に礼を言うと改めてレベル上げを再開することにし、デスペナルティが明けるまでのわずかな時間で戦闘方針を組み直すことにした。

 そのことを切り出したのは他でもない夕凪だった。



「さて、改めて戦闘方法について確認しようと思う。私がこんな場所でやろうと提案した手前もあるしな」


「――だね。誰かさんが引き起こしたトラブルもあったし」


「ううぅっ……それは言わないでくださいまし」


「コラコラ、クルト君。オリエ君をいちいとイジメるのは大人げないぞ」


「そうだよ、にぃーた! オリエさんをイジメちゃ駄目だよ!」


「んだよ、俺よりガキのオマエは黙ってろよ」


「なんだよぉ~! にぃーたのバーカッ!!」


「やめんか! まったくっ、こんなところで兄妹喧嘩はそれこそ大人げないぞ……?」


「そうだぜ? んなことで喧嘩してたらレベル上げ進まねえって」


「クックック、我もそう思うぞ。せっかくの宴が台無しになってしまうではないか」


「うっ、そう言われたら……」


「……うん……私も悪かったと思う……」


「わかってくれていい。それとクルト君はオリエ君に謝ること」



 と促され、友紘は短く「わかった」と返事をした。

 それから、夕凪に促されるまま颯夏の方に顔を向ける。




 ところが――




「オリエ、ゴメ――――えっ!?」



 そう発した瞬間、目の前で颯夏が倒れた……。



 なぜ倒れたのかはわからない。

 理解するまもなく、剣や盾と言った装備品があぜ道の上を音を立てて転がった。さらに倒れ込んだ颯夏のアバターが魂の形を象って死亡したことを現す。



 それらは颯夏が死亡したことを意味していた。



 友紘はすぐさま状況を察知し、たちどころに向き直って夕凪に報告してみせる。



「夕凪さん、よくわからないけどオリエが――」



 だが、その口も寸前で止まってしまう。

 なぜなら、その方向には見知らぬ男が立っていたからだ――いや、正確に言えばさっきであったというのが正解なのだろう。




 とっさに男が右腕を大きく振り抜く。




 それから、ワンテンポ遅れて男の肩口あたりから、なにかが地面に向かって転がるようにポトリと落ちた。友紘は反射的にその物体を目で追い、夕凪の首であることに気付かされると声にならない声を上げて驚かされた。





 そして、男が夕凪とオリエになにをしたのかを理解した――PKである。





 声を発したのは、それから1秒後。



「夕凪さんっ!!」



 友紘の必死の叫びもむなしく、夕凪の身体は地面に横たわって魂へと変容する。

 そんなのモノを見せられて、黙っていられるわけがないだろう。途端に友紘の心に怒りの炎が灯り、頭が認識するよりも早く己が本能で殴りかかっていた。


 けれども、その攻撃は軽々しくかわされてしまう。


 友紘の身体はひらりと避けた男の前方に出て、半ば体勢を崩す形で膝を突いた。すぐさま男の方を振り返り、2人が殺されたことを恨んで鋭く睨み付ける。


 そして、感情に任せ、男に向かって啖呵を切った。



「なんで殺したっ!? 一度はオマエが生き返らせたはずだろ!」



 だが、気味の悪いことに男は笑みを浮かべているだけで、しばらくなにも言わなかった。ようやく男が答えたのは、それから5秒ほどしてからのことである。

 その口ぶりは、まるでボロ勝ちして笑いを禁じ得ないギャンブラーのようだった。



「決まってるじゃないか。ボクは君らを上げて落とす要領で生き返せて、さらに安堵してるところを殺したかったんだ。その方が怒りや恐怖だって数倍増すだろうし、そっち方が楽しいからさ」


「このゲス野郎が……っ」


「なぁ~んとでもぉ~言えばぁ~? クキャキャキャキャッ……」


「汚ねぇ笑い声上げんなっ――夕凪さんとオリエの仇、取らせてもらうぞ!」



 と一声を放って、男に向かって飛びかかる。


 けれども、友紘の身体は寸前で真横に引っ張られる形で吹き飛んだ。

 気付けば、地面に仰向けに寝かされており、その正面には泰史が馬乗りになってこちらを見ていた。どうやら、攻撃は泰史によって阻まれたらしい。

 友紘は激しく憤怒して、その感情を言葉に表した。



「離せよっ、このバカ!」


「やめろ! アイツのレベルが見れねぇのかよ!」


「レベルがなんだって……」



 と言いかけたところで、口を開けて驚かされる。



 なぜなら、男のレベルは『99』と表示されていたからだ――




 ありえない。

 友紘はその言葉を口にすることなく喉の奥に含み、抵抗することも忘れて茫然と立ち尽くした。



「……ウソだろ……そんなん……チート……じゃねえか……」


「ああ、そうだ。ヤツのレベルはキャップを大きく超えてる――明らかにツールを使ったんだよ!」


「じゃあ、アイツはチーターだって言うのかっ!?」



 たちまち心に付いた火は更なる大火となって燃えさかる。友紘の怒りは頂点に達し、激昂だけでは言いあらわせない気分になった。


 生き返らせたと思ったら、とっさに殺害。

 さらにはチートを使用して反撃させないようにしている。そうした状況を鑑みるに他にもいくつかツールを使用しているのだろう。

 しかし、友紘が気付いたのはそれだけではなかった。



 チラリとレベルの横に表示されたキャラクターネームを見る。同時にそのネームを見て、友紘の背筋に恐ろしい戦慄が走った。



「ユ、ユアたんって……。おいっ、冗談じゃねえぞ!」





 ユアたん――その名前に『エターナルファンタズム1st』をプレイしていた頃を思い出す。




 それは前作エターナルファンタズムで起きたわずか3日間で136人もの犠牲者を出した同一キャラクターを増殖させるツールを駆使したたった1人によるプレイヤー虐殺事件のことである。



 発生時期は3年前、友紘がまだ中学2年生だったとこのことだ。



 当時、エターナルファンタズム1stはRMTやツール対策もバッチリと運営が行っており、ユーザーにとっての安定期とも言えるプレイ環境を誇っていた。しかし、ある日突然現れた『ユアたん』というプレイヤーが新種のツールや既存亜種のツールを大量に用いてPKを行ったのである。








『これから運営が対処するまで、ボクはたくさんの人を殺します。もちろん、あとで通報されて警察に捕まってしまうでしょう――でも、これは何人殺せるかを当てるゲームです』








 そんな文章が書き込まれたのは『そしたら掲示板』だった。

 当然、投稿者のコメントは閲覧者の「通報しますた」という一言によって警察に連絡された。しかし、IPアドレスの偽装を巧みに利用していたために捕まることはなかった。




 その後、運営がサーバーを止める決断に至るまでの3日間――いくつかのサーバでユアたんという名のエボラウィルスは猛威を振るった。




 対処が遅れた理由としては、同一キャラクターの増殖によって巻き込まれた類似したネームを持つプレイヤーへの対応である。他にも複数アカウントをしようしていたなどの理由があったが、そうした初動の遅れが後手に回る原因となった。


 やがて、フェニックス社による厳しい調査が行われ、ユアたんを名乗るプレイヤーは警察に逮捕された。


 友紘もその被害者の1人だった。

 エタファンプレイヤーの間ではかなり鮮明に残る事件だっただけにいまでも記憶に残っている。友紘はそれを思い出し、目の前にいる同名のプレイヤーを激しく睨み付けたのである。



「さあどうだろう? 君たちが知っているユアたんとボクが同一人物という証拠はないしね」



 と、同名のプレイヤー『ユアたん』が嘲笑う。

 それに対して、友紘は激情と強い眼差しを向けて罵倒した。



「……だとしても、オマエはオリエと夕凪さんに対してPKをした。この事実が変わらない以上、俺にとってユアたんという名前は禁忌なんだよ!」


「そんな風に怒るって事は、君は会ったことがあるのかい? あっ、もしかしてあの事件の被害者とか……」


「うるせぇ! 3年前のことなどどうでもいいんだよ」


「まあまあ、そう怒るないでよ。事はこれから起こるんだしね」


「なにを言ってやがる……?」


「簡単なことだよ。今日はちょっと1パーティ殺して、このゲームにもユアたんがいるという噂を流してもらえればいいかなぁ~とだけ思ってたんだ――あ、もちろんこれはアカウントハックで作ったキャラだから通報しても無駄だよ」


「だったら、何度でも通報してやる」


「無駄だと思うけどね――とにかく、これは正規版がリリースされるまでの、この『穴ぼこだらけの世界』における余興だからさ……君が何度でも通報するように、ボクも何度でも殺してあげるよ」


「ふざけんなぁぁ~っ!」



 とうとう我慢しきれず、友紘は泰史の腕をふりほどいて殴りかかった。



 右腕を大きく振りかぶり、相手に向かって突進していく。

 けれども、大きく開いたレベル差に攻撃が当たるワケがなく、友紘の攻撃はむなしく空を切っただけだった。しかも、交差する形で反撃を喰らい、腕をごっそりともぎ取られてしまう。

 それにより、友紘の腕は目の前でガラスの塊のように砕け散った。さらには、身体を衰弱させる形でHPの1/4を根こそぎ奪った。



 友紘は衰弱にあらがえず、その場に膝を突くしかなかった。





 絶体絶命――刹那にそう思われた。





 だが、小さな影が視界に映り込んだことによって友紘の命は救われる。



「にぃーたっ、加勢するよ!」



 と言って、友紘の目の前に現れたのは光紗姫である。


 光紗姫は頭上でユアたんの身体に傷を付けようとしていた――が、その攻撃はユアたんの衣服を傷つけることなく、刀身にぶつかって激しい音を立てただけだった。



 さらにHPが回復し、失われた腕が生え替わるように再生する。



 チラリと後ろを振り返ると、モカカがコクリと頷いてこちらを見ていた。

 どうやら、加勢する気でいるらしい。

 その心強さに打たれ、友紘は間髪入れず攻撃を加え始めた。

 もちろん、攻撃が当たることはない――だが、友紘は仲間たちと一緒に奮戦していれば、例えレベル差があろうとも勝てるのではないかと考えた。


 ところがその考えを背中越しに否定する者が現れる。



「おいっ、オマエらやめろって! ツール使ってるヤツに真っ向から戦ったって勝てるはずがねえ!」



 先ほど友紘を取り押さえた泰史だった。


 泰史は真っ先に外套の男が『ユアたん』という最悪のネームであることに気付いていたらしい。珍しく弱気になって、即時撤退するよう呼び掛けてきている。

 だが、憤慨した友紘にはどうしても受け付けられなかった。


 それどころか、逆に泰史を説得させるべく、とっさに反論を繰り出す。



「やってみなきゃわかんねえだろ。全員でかかれば、例えレベル99でもなんとかなる!」


「どこにそんな根拠があんだよぉ……なあクルトよ、頼むから逃げるって言ってくれ」


「逃げたいなら、オマエだけでも逃げればいいじゃないか」


「んな薄情な真似ができるわけないだろ? だいたいオマエはいっつも感情に任せて突っ走りすぎだっつーの!」


「うるせぇっ、やる気のないヤツはとっとと失せろ!」



 どうやら、無理矢理攻撃に参加させることは難しいらしい。

 友紘はとっさの判断から泰史の相手にすることをやめた。そして、目の前の憎き敵に復讐しようとクロスアビリティを発動させる。



「クロスアビリティ『召喚降霊チャネリング』――我が名に出でよ、雷神インドラッ!!」



 そう掛け声を発すると、友紘の身体に稲妻が落ちた。同時に痺れるような激しい電流が流れ、全身をいかづちの光が覆う。

 友紘は瞬時に雷の力をまとった攻撃を繰り出し、どうにかユアたんに当てようと試みた。




 だが、攻撃は当たらなかった――それどころか軽々しく避けられてさえいる。



 友紘は苦虫を噛みつぶしたような表情で「当たれっ」と必死に叫んだ。



「ホラホラ、そんなんじゃボクには全然当たらないよ……?」



 と変わらぬ馬鹿にした口調でユアたんが告げてくる。


 当然、それに対する友紘の気持ちは腹立たしくないハズがなかった。悔しさから諦めきれず、右、左、蹴りと繰り出す手足を交互に使い分けて攻撃し続ける。

 それでも、なお攻撃が当たることはなかった……。



「さて、遊んでないで殺しちゃおうっと」



 そのうち、ユアたんがそんなことを言い始める。

 頭に血が上りきった友紘にはなにを言っているのかよくわからなかったが、瞬時に背後にいた光紗姫の腹部を切り裂いたことでその意味を理解した。



 とっさに光紗姫の名前を叫ぶ。

 しかし、光紗姫は返信することなく、オリエたち同様に魂だけの存在になった。

 友紘はその光景を目撃し、怒りを憎しみに変えてユアたんにぶつけようと何度も試みた――が、その姿は目の前から唐突に消えてしまう。



 なぜなら、ユアたんが左前方10メートル先にいつのまにか移動していたからだ。

 しかも、足元にはモカカがいる――おそらく瞬間移動ツールを使って移動したのだろう。


 友紘はとっさにモカカに向かって叫んだ。




「モカカちゃん、逃げてっ!」



 だが、友紘の全力の叫びもむなしく、モカカはユアたんの剣によって背後から貫かれた。そして、そのまま前方に倒れ込むと他の3人と同じ魂だけの存在になった。



「クキャキャキャッ、あとは君と君だけだねぇ~!」



 憎たらしいモザイクボイスが魂となったモカカの前で告げる。


 それを聞いて友紘は絶望にうちひしがれた。

 3年前のように蘇っては殺され、また蘇っては殺され、何度も何度も繰り返し殺害される……そんな3日間のことが脳裏に呼び起こされた。




 ふと気付くと目の前に暗がりができていることに気付く。




 友紘が顔を上げると、ユアたんがいまにも剣を振り下ろそうとしていた。すぐそばでは、殺されたばかりらしいスケアクロウの身体が魂に変容しようとしている。そうした状況を見せられ、友紘はなにもかもチーターの前に叶わなかったことを思い知らされた。





 そして――






 振り下ろされる剣を見ながら果てるのを待った。

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【クルトは死亡しました。】






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