4話
‥…冬休みの課題がきつかったです
しかも明日はテストって‥…まぁいいんですが。
と言うことで今回は今までよりも駄文です。
あんな長い時間があったのに前より酷くなってます
すいません
「‥…ぅ…‥んぁ‥…」
明るい光が瞼にあたる、眩しすぎて閉じている目にも光があたっているような感覚だ。
「…‥うん…あ…‥?」
重い瞼を開くとまだ霞んでいる視界の端に誰かが座っていた。
「…ん‥‥?」
目を擦ると視界がクリアになってきてその姿がハッキリと見えてきた。
「…‥つくし…‥?」
いつもの見馴れた顔、親友の筑紫だった。
「おはよう昴。気分はどう?」
俺に近寄ってきながら聞いてくる。
「‥…眠いかな…」
「だろうね、ぐっすり寝てたから」
笑いながら言ってくる。‥‥笑顔が眩しいな。
「ほら、ちゃんと起きて」
「…‥ん‥」
言われるまま体を起き上がらせたその時。
サラッ…
視界の端に何かが見えた。
「‥…ん‥?」
よく見ると銀色をした繊維の束のようなものだ
(…‥なにコレ‥?)
束は地面にまでのびていた。触ってみると絹糸のような感触でずっと触っていても飽きないような感覚だ
「…‥?」
(‥‥どこからのびてるんだ…?)
見上げてみたがそれらしき物はない。あるのは木だけだ
「…ん‥?」
‥おかしい‥‥今‥おかしい物が見えた
(‥‥木?なんで…?)
周りを見渡すと木が生い茂っていた。この場所に覚えはない
(‥そうえば何処で寝たんだっけ‥‥?)
ようやく働くようになったを使うが覚えていない。それ以前に寝た記憶がない
「…‥何処‥?此処‥‥」
「森じゃないかな?」
そのままだった‥…いや、見れば分かるよ。そういう意味じゃないんだ…
「‥いや、そうじゃなくて…」
言ったその時またおかしい事に気づいた
「…声‥‥高くない…?」
そうだ、声が高い。女の子のような声だった
(…おかしい‥おかしいぞ…)
俺の声じゃない、それは確定している‥…じゃあ誰の声?間違いなく俺が言ったんだか…
「そうだ。…はいコレ。」
混乱している俺に筑紫はポケットから折り畳み式の鏡を出して見せてきた
(‥…なんで持ち歩いてる。オシャレ男子か!)
心で軽くツッコミを入れながら出された鏡を見てみる
「‥…誰‥?」
鏡に映っていたのは少女だった。見た感じ14~16かな?吸い込まれるような大きな瞳、宝石を埋めたようなキレイな碧色をしている。銀色に輝く流れるような髪、健康的で透き通るような美しい肌。
一言で表すと美少女だな‥‥
(……文句は言わないでくれこれでも頑張ったほうなんだから、言っただろう?俺は描写は苦手だって
…本題に戻ろうか)
おかしい、鏡に映っているのはどこにでもいるような平凡な男子高校生のはずなのに
「‥…まさか‥‥」
‥…まさか‥‥ウソ…だろ……俺…
手がプルプルと震えている。いや体が震えていた
「うん、そのまさか。」
解りかけてた俺に筑紫がトドメを刺すように言ってくる
…‥マジかよ‥‥‥俺‥‥俺…‥!
「女になってるぅぅぅぅぅうう!!」
女性から発したとは思えない低い声が森中に響いた
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「‥…なんで…こうなった‥‥?」
あれから暫く放心していた俺はかろうじて声を出せるようになった
「ミスした。って言ってたよ、あの子。」
《あの子》って確か俺を召喚するって言ってた自称神だよな
「…そうだったな…‥そうえばあの時そんなとこを…言ってたような‥‥」
やっと落ち着いてきた頭で思い出そうとする
気を失うときに何か言っていたのはそれだったのかもしれない…‥
「それといろいろ言ってたよ。その体は他とは違う特別な力があるんだって」
「特別な力?」
こんな華奢な体に力があるの?そんなふうには見えないけど‥‥いや、見た目だけでの判断は駄目だな
「詳しくは聞いてないよ‥‥そうえば後で連絡するって言ってたような…‥」
考え込むような格好になる筑紫
「連絡?どうやって?」
「さあ?」
どうやら筑紫は聞いていなかったようだ‥…あいつ、大事なことを言っていなかったらしい。俺のときもそうだったような気が‥‥
「‥‥これからどうする?」
こんな姿になった上にこれからどうするかも分からないのはマズイぞ
「とりあえず此処をでようよ。考えるのはそれからにしようか。」
「‥…そうだな。」
筑紫の言うと通りだ、まずは此処から出たほうがいい
「でも、どうやって出るんだ?」
此処がどこだか分からない。それじゃあどうしようもない。現在地が分からないのに森の中を歩くのは余計に迷うかもしれない
「さっき見てきたけどあっちに道があったからそこから出られると思う。」
そう言いながら俺の後側を指さす、振り返って見ると道らしきものがあるように見えた
「…‥道…?」
(…道‥‥って言えるのか?‥…あれ…)
何かが通って出来たようなくらいの獣道だった
「‥‥あれ?」
確認してみる…‥本当にあれで行くの?
「うん、あれ。」
…どうやら本当にあれで行くようだ
‥…まぁ、道ができてるってことは人が通ってると思うから大丈夫だとは思うけど‥‥
「じゃあ行こっか。」
「…‥そうだな。」
(早くしないと日が暮れるだろうし。急いだほうがいいよな)
そう思いながら立ち上がる
「…‥あっ…」
筑紫が急に声を上げだ
「どうしたの?」
不信に思い筑紫に近寄る、すると筑紫が目をそらした
「…?」
「…‥えっと、…‥その…」
筑紫の顔が微かに赤くなっている
「どうした?」
「…‥昴の体が‥‥」
(俺の体どうかしたのか?)
そう思い自分の体を見る、そうしたらやっと理由が分かった。この体服着ていない、いや一様は着ているけど‥…服って言うかな?
上下の下着と高校の制服のシャツを羽織っているだけだった
「‥‥これは…」
俺も目をそらしてしまう。この体が俺だといってもさっきまでは俺は男だったんだ直視できるわけない
「……どうしよう‥これ‥‥」
筑紫が上着を脱いで渡してくる
「‥‥これ、着といたほうが良いでしょ。」
「…ん…ありがと。」
受け取った制服を着ると大分大きかった、膝上くらいまである
「…じゃ、行こうか。」
そう言った筑紫の顔はまだ赤かった
「あぁ。」
そう言いつつ俺達は歩き始めた
今回は……いや、今回もですね
かなり中途半端なとこで終わりました、長くなりそうだったので一様切ります
長くだらだらは嫌なので短くだらだらでいこうと思います。
今回も無駄な時間使わしてしまってすいません