真の救世主
~一寸の光本拠地~
崖の上から敵を見つけるエンザン
その数は数百万だろうか
現在、魔神の御加護に敵対をする組織は一寸の光のみ
敵も、戦力を注いでいるのだ
「みんな、やってくれるか」
エンザンの後ろにいるのは数百の兵士、そしてサンドル、タツマ、アリサ、ブルー
「いくぞぉ!」
エンザンの声でみな歓声をあげる
「……ここで終わらせる…………『光神の目覚め』!!」
世界を賭けた戦争が始まりをつげた
―エンキたちはというと―
「おっさん、ありがと……」
修行を終えたエンキとロイが立っていた
「いってこい…………世界を、救うんじゃ」
水列が背中をおし、二人は走り出す
この世界を……救うために
「おい、これからどこに向かうんだ」
走りながらロイについていってるエンキが尋ねる
「僕たちは『一寸の光』。君の仲間たちのもとへ向かう、情報だと今敵がほとんどの勢力をもって一寸の光を潰しにかかっている。それに一寸の光は開眼の魅宝、魔神の御加護は神羅の宝石をもってる
この二つが魔神の御加護が所有すれば……ほぼ敗けだ」
「な……なに……みんなが……」
エンキの目付きが変わる
「行くぞ!」
「わかってる!」
二人はスピードをあげた
~戻って一寸の光本拠地~
「くそ!数が多い!」
エンザンが戦場の真ん中で敵を切り裂いていく
「はぁ……はぁ……魔力が……」
タツマたちの魔力も不足してきていた
対する敵は人間に魔族にと次々に押し寄せてくる
「くそ……数の差でこっちが不利すぎる……」
エンザンも苦しそうだ
このままではいずれ……皆がそう思っていた
「『戦姫の乱閃光』!!」
敵陣のど真ん中にたくさんの閃光が落ちる
「『デス・ロスト』!!」
紫の雷も落ちてくる
敵陣が一気に静かになる
ここまでの魔法を放つもの……それは
「久しぶりだな!みんな!」
そこには満面の笑みのエンキがいた
白髪を揺らしながらエンキは立っていた
「え……エンキ!」
アリサが走り出す
積もっていた思いが全てぶつかってくる
「ここからは……俺に任せろ」
その一言はあの元気だっただけの少年ではない、そこにうつるのは、確かな救世主であった
「ふふ、久しぶりだな……小僧!」
敵陣から大声が響いた




