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蒼の響き  作者: ほたっち
1/1

始業

方向性はあまり考えていません。

自分の書きたいように書くのでところどころおかしい部分があるかと思われます。また、この作品は恋愛物であり主人公の成長についても描くつもりです。よかったら、投稿頻度はものすごく少なめになるかと思いますが温かい目で見守ってください。コメントお待ちしています。

つまらないこの世界はなにも産まない。


中学までの僕の人生はつまらないものだった。

皆が歩いてきた道のりを足跡になぞって進むだけ。

数十年ずっと皆の後ろに立って歩んできた僕の人生はやはりつまらないものであったと大人になった現在でも思う。だが、それは高校生になったときを境に僕の人生は一変した。変わった。いや、変えたのだ。いわゆるキャラ変というなの高校生デビューだ。


ーーこの春、僕は揺れ散る桜の花びらを

眺めながら新たな生活に足を進めている。


正夢「はぁーっ、眠い。学校めんどくさいなぁ。」

「ここの学校生活もこの1週間でだいぶ慣れたけど、それでもめんどくさい、サボるか。」


ここの道の川はきれいだ。《蒼川》ここは水が透き通っていて香りもよい。サボり場にはもってこいの場所だ。この蒼川自体は綺麗なものの、周りにはゴミやタバコの吸い殻、いろいろな不廃物がところどころに散らばっている。不良の溜まり場なのだろう。しかし、今は学校が始まり1限がもうすぐ始まる時間帯。流石に今の時間帯で不良含め僕以外にここを訪れる者はいないだろう。


正夢「やっぱりここは気持ちの良い場所だ」


ここにいれば誰にも見つからず気を休めることができる。だが、ぼくの性格上少し心配をしてしまう。

教室に帰った時、先生、クラスメイトたちに何て言われるか不安になってしまう。そんな自分がいやだ。気を休めたいのに目を閉じているといろんな感情が湧いてきてしまう。


教室に戻ってきた、予想通り先生がなぜいなかったのか聞いてきた。時計の短針は10をさしていた。もう2限目か。僕はこう答えた。


正夢「なんかぁ、パンに塗るならクリームチーズか

もずくかジャムか生クリームか味噌汁の残り汁かで検討に検討をその検討に検討を重ねていたら1限過ぎてテェ」


先生「先生、周りからは(メガネかけている、カツラを被っている頭部がハゲ散らかしている残念な人通称;社会のお荷物)と呼ばれているが、ぐはっ。

こう見えて実は馬鹿ではなくてだな、お前の嘘には騙されんぞ。当ててやろう。お前がいなかった本当の真実を!!」


正夢「⁈たった1週間でこんなあだ名をつけられていたのか、可哀想な奴め、ぷぷ」


先生「せいぜい吠えるがいい、すぅ、つまり、

貴様はパンに塗るなら、ではなく塗るならどの

パンが1番美味しいか、それで悩んでいたんだ!」


正夢「こいつ何言ってんだ。席戻ろ。」


先生「図星かね正夢くん?ぷふふ」


うぜぇ。










実は正夢は主人公ではない。


次回『主人公』

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