じゃがいもには塩があれば十分!
白夜いくと様の『じゃがレポ企画』参加作品です。調理らしい調理はしていません(笑)。
じゃがいも。
それは私にとって、買うものではなく貰うものでした。
北海道にいる親戚が畑をやっていて(両親が北海道出身)、取れるとミカン箱くらいの大きい段ボールにじゃがいもを沢山入れて送ってきます。そのじゃがいもが美味しくて、小さい頃はスーパーで買ったじゃがいもは、どうにも食べられませんでした。
今は流石に食べられるようになりましたけど、よほどじゃなければわざわざ買って食べません。北海道産って書いてあっても、なんか違うんです……。
なので、私がじゃがいもを手に入れるためには、まずは実家に帰ってじゃがいもを貰って持ち帰るところから始まります。
数が多すぎると重いので要注意! 欲張ると、じゃがレポのバナー(ランキングタグにありますので、ぜひ見て下さい!)みたいに、ばらまいて泣くことになります笑。
品種は男爵とメークインと北あかり。ただ、それらが混ざっているときも結構ありまして、困ることも。メークインは細長い形なので見て分かるけれど、男爵と北あかりは見ただけじゃ区別がつかないのです。
男爵:皮を剥くと身が白い。固め
北あかり:皮を剥くと身が黄色い。柔らかい
という違いがあるので、皮むきすれば分かります。固さが違うから、何なら包丁を入れた瞬間に分かります。しかし、包丁を入れてしまえば、もう食べるしかない。ゆで上がるまでの時間が違うから、できれば一緒に調理したくないのです……。
ちなみに、細長いメークインは煮崩れしにくいです。千切りにして炒めるときなんかにお勧めです。
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メークインの写真です。
それはさておき、そうして家に持ってきたじゃがいも。もちろん色々調理法はありますが、私の一番好きな食べ方は、ズバリ「粉ふきいも」! ネットで調べた情報だと、男爵がいいらしいです。
皮を剥いて芽をとったら、半分か四分の一に切って水をつけます。切らなくてもいいけれど、時間がかかるので切った方がお勧めです。
鍋にじゃがいもが浸るくらい水を入れて、お塩を一つまみから二つまみ入れます。
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母は塩を入れていましたが、調べてみたら、先に塩を入れると粉を吹きにくくなるという情報があったので、入れない方が良いかもしれません。
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水が沸騰するまで強火で、沸騰したら弱火で。じゃがいもの中まで火が通るまで、コトコトと。
火が通ったかどうかの確認は、竹串を刺しましょう。スッと刺せればOK! ちなみに、北あかりはゆで上がるのが早いけれど、男爵は時間がかかります。
(……時間? いつも適当なので分かりません笑。適当に刺してみて下さい笑)
火が通ったら、中のお湯を捨てます。じゃがいもまで捨ててしまわないように! 火傷に気をつけて!
鍋を火にかけます。強火でOK。鍋を揺すりましょう。水気が飛ぶと、じゃがいもが白くブワッと粉を吹きます。だから、粉ふきいもというのだと思いますが。若干、鍋が焦げてしまうのが、ちょいと難点。
これで出来上がり!
もっと早く調べれば、塩を先に入れたときと入れないときとの粉の吹き方の違いをレポートっぽく書けたのかもしれませんが、調べた時にはもう手元にじゃがいもがなかった……!
後ほど、(やる気があれば)試してみたいなと思います。
なお、味付けは塩のみで十分! 無駄な味付けは不要! シンプル・イズ・ベスト! じゃがいも本来の味を、存分にお楽しみ下さい!
今年も実家にじゃがいもが届いたそうですが、じゃがレポ期間中はまだ私の手元にはなく。しょうがないので、手元にあったじゃがいも(父が家庭菜園で作った、去年北海道から届いたじゃがいもを種芋にした芋)で作ってみました。
使ったのは、メークインと北あかり。男爵、なかったんです(泣)。
ちょっと粉を吹いてくれました。
うーん、ホクホク感がちょっと足りない……。