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濁流

○疎水土手、下流

   大雨である。

   出羽と亀山が雨合羽を来て歩いてくる。

出羽「すごい水量やな。これが無くなるんかいな?水無月」


亀山「こんな警報が出てる時に。誰もいませんよ」

出羽「そんなこと分かってるワイ」

亀山「こんな所にあれ?だれか、テント?物好きがいますよ」


出羽「なに?」

   出羽、不審げにテントを見つめる。

出羽「消防団だろう?」


亀山「そうみたいですね。そんならこの辺で」

出羽「そやな。交替で休憩しよう。下に自販機あったやろ?」

亀山「行ってきて下さい。ここで見張ってます」


出羽「ふむ。水無月とはこのことか?」

   出羽、下流へ戻る。


○疏水土手、遠景

   雨の中上流と中流にテントが見える。

   疏水、すごい水量である。

   上流に忍者達が現れテントに入る。

    

   太一が知らせに行く。

   出羽が交替に来る。


   疏水の水が止まる。

   出羽と亀山、驚き携帯をかける。


   中流のテントから6人が出てきて驚く。

   ほどなく疏水に水が戻り始める。


○疏水土手中流

   雨。

   出羽と亀山が携帯中である。

   出羽、驚きの顔で、

出羽「ええっ!清水寺が!?」


○清水寺、能舞台、裏手

   大雨。

   大きな岩盤の周りから水があふれてくる。

   ボンと音がして岩盤がゆっくりと倒れてくる。


○同、正面

   大量の水があふれ出て、あっというまに

   清水の舞台を呑み込み、清水坂を流れ下る。


○清水商店街

   大雨。シャッターの閉まった商店街。

   突然濁流が押し寄せる。

   大量の材木が流れ下る。


○フラッシュ

   五条通から鴨川へと流れ下る濁流と材木。


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