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今日はエイリアンに侵略される夢を見た



空の向こうからエイリアンが迫ってくる

大規模な地球侵略が開始されたようだ


家の中は真っ暗だ、スイッチを入れても照明が点く気配はない

どうやらこの地区もとうとう停電してしまったらしい

携帯電話であいつと連絡を取ろうとしたが、繋がらないどうしよう

電波塔がやられたのか、あいつはもうやられてしまったのか

あいつと過ごした懐かしい日々を思い出して、悲しくなった


僕は庭先に不審な影が迫ってないか警戒しながら、玄関の鍵を掛けるミッションを終えた

リビングルームの東側の壁際にしゃがみこみ、窓越しに空を見上げた


分厚い雲が空を覆っている

辺りは薄暗いのだが、空は少し明るい

雲の向こう側には得体の知れない光源があるようだ


空が(またた)いた後、轟音(ごうおん)と共に激しい地響きが辺りを襲った

木の葉や砂を巻き込んだ風が壁や窓を叩きつける


何度も落雷のような激しい攻撃を受けた、もう人類は駄目だ

時間の問題だ、この部屋にもすぐにエイリアンが来るだろう




目が覚めた、夢は唐突に終わりを告げた

僕はベッドに体を預けたまま熟考していた


あいつは、あいつとは誰だ

夢では友達だったあいつは現実世界にはいない

夢の中で思い出していたあいつの顔は、今は思い出せない


夢はいつでも興味深い、どれだけ沢山の夢を見ようと飽きることはないだろう



だが、僕は思うのだ

ちがうのだ


僕が求めているものは、、、



夢は楽しい、冒険もある、パニックもホラーも体験できる

だが、夢は(はかな)いとはよく言ったものだ

例え(いろど)りに満ちていても、一時の儚い夢で終わってしまう


決して満たされることのない餓鬼(がき)地獄の様ではないかと思うのだ



今の僕は知っている、どうすればいいか知っている

惰性で回っている周回軌道から抜け出す方法を知っている

人は知らず知らずのうちに巨大な惑星の重力に囚われて、衛星に成り下がってしまう

僕は再び無限の宇宙、広大な銀河の渦へ飛び立とう

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