いきつく所へ~ゼロ~
この作品は、超短編となります。
物語が何を指しているのかは伏せておきます。
もしお楽しみいただけましたら、シリーズを読んでいただけると幸いです。
フワッとした感覚に違和感を感じる。
何が起きたかはほとんど覚えていない。ただあの瞬間のことをあまり思い出したくはない。
どれ程の月日が経ったのだろうか。想像もつかない。
ある日、人の温もりを感じだ。懐かしい感覚だ。
どうしてこうなってしまったのだろうか。自問自答をせずとも答えは分かり切っている。
断片的にしか【新しい記憶】はないけれど、いつまで続くのだろうか。
突然光に包まれた。久々の感覚に目がくらんで前が見えない。
誰かが話しかけてくる。これもまた、とても懐かしい気がした。
しばらくし眠りについた。
視界が開けてくると、見慣れた光景に安堵した。悪い夢でも見ていたのだろうか。
何かを忘れている、そんな気がしてならない。
ただ一つ、私には使命がある。それだけは確かだ。
そして、いつもの道へと向かっていく。
人が感じることは様々です。過去であろうと、今であろうと、未来であろうと。
今回のいきつく所へ~ゼロ~は、シリーズを通して重要なシーンを表現しています。もう一度言います、【シリーズを通して】重要なことです(笑)
このいきつく所へシリーズは、題名からもさることながら、それぞれに意味を持たせて書いています。
皆様もこの意味を読み取っていただけると冥利に尽きます。
それではまた次回お会いしましょう。