序
初めてかきます。
受験生のため、不定期に書きます、のんびりとご覧ください。
神は思い出していた、昔祠に久しぶりに来た、人間を。訳の分からん事を言っていた。村の若造を思い出していた。ついでに、こんな、言葉も。
ー神様は、暇だろうー
-どう見たって暇そうでしかたないー
-何百年と、こんな所にいて、面白い訳がないだろうー
-どうせなら、面白くしておくれよー
-あんたが暇なら俺たちも暇なんだ。大して何百年と仕事もしてないだろう。こんな心の真っ白な少年の願いひとつかなえられんのか。神様ってやつは。ー
-なぁ、聞こえているかは、知らんけど、悠久の時を生きるあんたは、覚えてるかは、知らんけどもしあんたが、退屈して、この言葉を、覚えていてなら。きっと、果たしてくれ。人は、たいしてかわらない。きっと、俺の年の、やつらは、みんな、楽しいことを探してる。特にこんな、田舎ならなおさらじゃないかな。三年なんて一瞬だろ。-
そんなことを、言っていた、今思うと失礼極まりない。
まぁ、人というものは、いつも、失礼な、奴らだったな、勝手に、人を神に祭り上げ、こんな林にしばりつけてしまった。
そうかと思えば、参拝するものは、年々へっていく、ここ最近は、祭りの日と、正月にしか、来ないではないか。
たまに来る者たちも、爺婆共、それか、神社内を汚す餓鬼しかこない。
とくに、餓鬼だ問題は、禁裏の林を、勝手に動かす、祭りといえど、本殿に花火を打ち込んでくる、ごみを捨てていく、
そろそろ、天罰をあたえようか。そのとき若造の言葉がよぎる。
そうだな、ただ天罰を与えるのもつまらない愚かな人間共達が、自ら自滅しなくてはなるまい、そうだなまず結界を張り、逃げられぬようにして、約束事を設けて私が自ら降りて町を歩き、観察しよう、あの、若造も見つけてやろう。
さて、うろつくときは、女子がよいか、子供がよいか、男がよいか、どんな、約束ごとにしようか、自然と笑みがこぼれてくる。
本殿の中で、神様は無邪気にわらいながら、子供の様に神は笑う。
しかしやはり、何時の世も神は変わらず悪戯好きの暇人なのだ。
つたないですが、拝見ありがとうございます。