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キャラ・設定紹介その1

エスト・シュベリエール


本作の主人公。王都ポーラリアの出身で元貴族。代々王都を守護する騎士団の騎士団長を務めるシュベリエール一族の出で、優れた剣の腕を持っている。

父を尊敬しており、幼少期には騎士団長という職業に強いあこがれを抱いていたが、現在は一変して王国とかかわることを避けるように非合法組織であるギルドに身をやつしている。

貴族と同列の扱いを受ける『家名持ち』でありながら、普段は家名を名乗らず、また家名を盾に権力を振りかざす人間をひどく憎んでいる。

わずかながら、交霊術(この世界における魔法のようなもの)も扱うことができる。




アリエス


王都ポーラリア出身を名乗る謎の少女。

自分に襲いかかってきた魔物を殺すのは可哀そうだと言ったり、買い物の仕方がわからなかったりと、身分の高さを感じさせる言動や行動をとるにも関わらず、家名を名乗ろうとしない。

明るく朗らかな印象を相手に与えるが、時折鋭い眼光やさみしそうな表情を垣間見せる、謎の多い少女。

世界を見て回るために、護衛としてエストを雇いたいという彼女の言葉から、物語は始まる。




エリン


アリエスと同じく、王都ポーラリア出身を名乗る少女。

非常に小柄で、見様によってはアリエスの妹と間違えそうなほど華奢だが、大の大人でさえ振り回されかねないような刀を見事に扱いこなす凄腕の剣士。

アリエスの護衛を名乗り、彼女の危機にはその身を顧みず突っ込んでいくほどに生真面目な性格。

護衛として雇われたエストがどこか気に食わないらしく、ことあるごとに彼に突っかかっていってしまう。






創霊術


世界―――ハイメル・クーゲル―――で精霊を生み出すために編み出された技術の名称。

『すべての現象や物体から精霊は生じる』という考えをもとに、様々な物体や現象の中に『精霊を見出す』という複雑な技術であるため、扱える人間がひどく限られている。

創霊術を扱える資質はほとんどが遺伝によって決まるため、王国では代々の王族が創霊術の担い手として、王都と周辺の地域への精霊の供給を担っている。



交霊術


世界に広く伝わる『精霊と意思を交わし、様々な現象を引き起こす』技術の総称。

引き起こせる現象は非常に多岐にわたり、日常生活から戦争まで様々な人間の営みが交霊術によって支えられている。

人々の生活の根幹を支える交霊術は、創霊術によって生み出される精霊なくして成立しない。

この力関係が、王家の恒常的維持という平和に働くこともあれば、明確な身分の差という差別を生み出す原因にもなっている。

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