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◆さて、帰るか *(尾)はミス


お久しぶりです


夏はやっぱり暑いですねー。

なんか知らないけど500まであと少しっていう←

ありがとうございます。



ってか、この小説の評価ってどのくらいなのかしら?

人物紹介(笑)


謎の男&女


謎。バニラの一員。

俺が謎の女を降参させてしばらくたった。

「おーい、いつになったら出れるんだ?」

あれこれ15分である。

「知らないわよ、あの人の戦闘が終わったら出れるんじゃないの」

他人事のよう、言う女。

「お前の相方だろ!?」

「しらなーい」


「ってか、あんたら。なんで俺たちを襲った?」

本題に入ることのにし、俺は女に問う。

「禁止事項です♪」

てへぺろっ♪

「……………」

あっさり返された…だと…。あんな返しかたがあるなんて…。

「そうだ、なんでお前たち、俺たちの名前を知ってたんだ?」

「秘密」

さらりと返された。

なんとか沈黙を誤魔化そうと話してると空間に歪みが生じた。

「な、なんだ?」

「あの人がくるわ、あなたのお友達を倒したのかもねー」

輝が…負けた?

そんなバカな…

女の言うとおり、あの男が現れた。

が、男にはなぜか片腕がなかった。

「ちょっ、どうしたのよ?腕は!?」

「詳しい話しは後だ、今は退散するぞ」

男は冷や汗を浮かべながら女を連れていく。

男が何やら印らしきものを刻み、パリィィンと空間を割ると俺に言った。

「坊主。あの小僧の扱いに気をつけろよ」

小僧?輝のことか?

でも、扱いってなんのことだ?

「じゃあね」

女は俺に別れをつげ、男と共に消えた。


ふぅ……とため息をつき、地面の感触を確かめる。

うん。確かに元に戻ったようだな。

「あ、そうだ。輝は?」

辺りを見回す。多少離れたところに倒れている輝の姿が見えた。

「輝!大丈夫か?」

俺は足を引きずりながら輝の元へ行き、生死を確認した。って、勝手に殺すなよ。以上、ノリツッコミでした。

「……ん…ぅ…」

よかった。どうやら生きているようだ。

「……姉……さ……」

?。姉さん?

そういや、輝や武蔵の家族構成知らねぇや。

今度聞いてみよ。

俺はちょいと離れたところに置いて(?)あった輝の刀を眺めた。

赤い液体が付着している。血か?

そういや、あの男の片腕がなかったけど…

まさか、輝が…?

まぁ、だが殺し合いじゃ仕方ないか。

「晃殿〜」

聞きなれた声が聞こえた。この口調はアイツしかいない。

「お、武蔵か。先生の用は終わったのか?」

「うむ。だが、お主らのその容姿は?なにかあったのでござるか?」

まぁ、当然の反応だな。

「詳しいことは部室で話す。行こうぜ」

「まぁ、待て。晃殿。その足では難しいでござろう?」

す、鋭い…。

「あはは…」

「少し待つでござるよ。輝殿を運んだ後で晃殿も運ぶでござる」

持つべきものは仲間。だな。

「あぁ、すまん」

「気にするな。でござる」


―――――

――――

―――

――



〜部室〜


俺たちが部室に戻り、部長とらど先生も戻ってきた。全員そろった。

「んじゃ、晃。なにがあったか説明しろ」

らど先生が俺に言う。

「あぁ。」

俺はみんなに説明した。

謎の2人組が現れ、俺たちと戦ったこと。

アイスを利用する不思議な術式を使うこと。

そして、やつらは『バニラ』と言う組織だということ。


「なるほどな。バニラめ、こんなにも早く接触を図るとはな」

らど先生が舌打ちをし、言う。

「先生、なぜ俺たちが襲われたのかわかります?」

「ふむ、やはり戦況把握だろうな。力を持つ生徒たち、つまりこの学園の生徒だな。その中でも高い戦闘能力を持つ者が入部できるフリーダ部の実力を知りたかったんだろう」

ふむふむ、なるほど………ん?

「先生、フリーダ部って戦闘能力が高い生徒しか入れない決まりとかあるんですか!?」

聞かずにはいられねぇな!!

「嘘に決まってんだろ」

(´・ω・`)


「それにしてもアイス魔法か、ややこしい能力を入手したわね」

部長もイラついているように言う。

「火がボワァァァって」

俺は最大限の説明をしたはず。

「………」

武蔵の苦笑。それが辛いぜ。笑うなら笑ってくれぇっ!

とまぁ、そんな心の声が届く分けもないのだが。

「仕方ねぇ、とりあえず校長に話しとくから今日はお前ら帰りな。白鳥、お前は輝を運んでやってくれ」

「ん……大丈夫です…1人で帰れるんで…」

「お、輝。気づいたか。」

「無茶はダメよ。白鳥に送ってもらいなさい。部長命令よ」

来た、部長命令。

「……わかりました」

「さ、輝殿。拙者の背に」

「ごめんね」

「大丈夫でござる」

でっかい武蔵が小さな輝を背負って下校…だと?

BLキター( ゜∀゜)ーー!

思ったことが分かるのか、部長が俺を睨んできた。

すいません、調子のりました。

部長はため息をつくとらど先生と会話を再開した。

ってかホントに心の中を読めるのか!?

「ほら、お前らも帰った帰った」

らど先生に誘導(追放?)され俺と部長は帰宅することにした。

「って、足痛いんですけど…」

「大丈夫だ、問題ない」

らど先生はゲーマーなんですね、知っていますよ。

とりま、我慢して帰ろ。

かくして、俺たちは帰宅したのであった。





―――――

――――

―――

――


〜輝〜


「ありがとう、武蔵君」

「なぁに、問題ないでござるよ」

「じゃぁ、また明日」

「うむ!」

「バイバイ」

「バイバイでござるー」


と、別れをつげ、僕1人の今。

「はぁ……はぁ…」

胸が苦しい…無理をし過ぎた。引き出しをあさり、カプセルを取りだし、飲んだ。

「はぁ……」

疲れた。今日はもう寝よう。

僕はベッドに倒れた。



―――――

――――

―――

――



〜武蔵〜


「大丈夫でござろうか、輝殿…」

つい、呟いてしまった。

特に重傷はないとはいえ、心配に思う。

師匠にも、小さな傷も油断するなと言われたのを思い出してしまった。

とっさに涙が出た。

「師……匠…」

忘れたい。けど忘れられない。思い出したくない光景。償いはできない。

少し…泣いて帰ろう。

今日は許す。



―――――

――――

―――

――



〜らど・優香〜


PM11:40 夜路刺苦学園、校長室。

普通は全員帰っている時間だが校長室に3の影があった。

らど、優香、そしてここの校長である、大和

「どういうことか説明してもらうぜ、大和校長さんよ」

らどが大和を睨む。大抵の男はらどのガン飛ばしでにげだすのだが、大和には通用しなかった。

「まぁ、あれだ。問題はない。あれはただ接触を図っただけだ。とくに支障はない。聞く話しによると奴等も殺すつもりはなかったようじゃないか」

大和はタバコに火をつけながら言った。

「そんなことを聞いてるんじゃねぇよ!俺様の情報が正しければ、奴等に接触をしろと命じたのはお前だって話じゃねぇか!」

らどは怒鳴り、隣にいた優香は驚いた。

(校長がバニラに接触を命じた!?そんな…)

らどの怒りに構わず、大和は

「少し違うな、知り合いに頼んだだけだ。ってか、軽い契約だ。俺も奴等にどのくらいの力があるか知りたかったしな。それに、こっちの生徒の実力もわかった。お互いに得をしたようなもんだ」

と、返した。

「そうかい」

「他に用は?」

「…ねぇよ。いくぞ坂本」

「え?あ、はい」

らどの後を追って追いかける優香。

優香はチラリと大和を見る。

(何か…隠している?)

優香は大和を見て、そう感じた。



―――――

――――

―――

――




〜フリーダ部 部室〜


「ったく。どうも、ウザいなー、ウチの校長は!」

らど先生はお怒りのようです。

「仕方ないですよ、あの人は」

らどは舌打ちし、言う。

「まぁ、いいや。お前はもう帰れ」

「……わかりました。」

優香は言い、部室を後にした。



――――

―――

――



〜校長室〜


大和はらどに言われていることを思い出していた。

彼女のことだ、なんだかんだ言ってても生徒たちが心配なのだろう。

彼女はそういう人間だ。

………。


「少し…言いすぎたか」

ぼやく大和だった。

確かに軽率な判断だったかもしれない。否、軽率な判断だった。

だが、彼らに力を持ってもらわなければ、奴等に勝つことなど不可能。

多少、強引かもしれないが仕方ないだろう。

「さてと…」

大和は立ち上がる。と同時に校長室のドアが開く。

そこには普通の人間が立っていた。そいつは目に生気がなく、その目で大和を見つめている。

アイス獣だ。その中でも最強クラスの形態。

アイス獣は

機械、植物、物質類が最弱で、獣がバランス型

そして人型がアイス獣の中でも最上位の強さを持つ。アイス獣というよりアイスウォーリアと言った方がいいか。アイスウォーリアと普通の人間を見比べる方法は目に生気があるかどうか、もう1つは腕。

腕が片方、獣の腕になっていることだ。

アイスウォーリアの中にも部類がある。


最弱なのが、尻尾が残っている。



アイスウォーリア(テイルウェボン)

バランス型が

アイスウォーリア(クローウェボン)

今いるヤツがその部類である。

そして最上位が

アイスウォーリア(ウイングウェボン)である。


「コンナセカイ、ナクナレバイインダ」

アイスウォーリア(尾)が言う。

人に近い為、人の絶望。負の部分の集合体のようなものなのだ。


話を変えよう。

恐らく、らどはこう言いたかったのだろう。

『生徒が死んだらどうするんだ』と。わかっていることだ。強大な力と戦う場合、命を落とすこともあると。

わかっている、わかっている。

視点を変えよう。

命を落とす心配もないから彼らに任せた。という考え方はできないだろうか?


「コロシテヤル!」

アイスウォーリアが襲いかかる。

「まぁ」

大和が言い、アイスウォーリアとすれ違う。

アイスウォーリアは振り向き、大和に飛びかかろうとしたができなかった。

「もし、ヤバくなったら俺が助けるってことなんだけどな」

アイスウォーリアが崩れ落ちる。

すれ違い様に大和が攻撃したのだ。

一撃。

アイスウォーリアを一撃で仕留めるものなど、夜路刺苦学園で彼だけであろう。晃たちは、自分たちの校長がそんな力を持っているなんて思いもしなかったのである。

崩れ落ちたアイスウォーリアは砕けちった。

アイスウォーリアになってしまうと、媒体となった人間は死んでしまう。


大和はそれには目もくれずあくびをし、

「さて、帰るか」

と言って部屋を出た。


なんか長くなっちゃいました。

次も未定ですが、そのうちに。


これ、まだ二話なんですよね(笑)

誤字、脱字はスルーで



解説コーナー


バニラ

アイスを利用しようとする謎の集団

アイスを世界の為に使えるよう行動している

よってアイスを討伐する夜路刺苦学園に敵対視してる。




アイス魔法(マジック)

アイスを利用して魔法を使うこと

アイス獣とバニラが使う




アイス(モンスター)

アイスが高まり、限界を越え人間が変貌した化け物

獣や人、物体などの種類がある。

アイス獣を倒すと媒体の人間は残るが

アイスウォーリアになった場合、媒体となった人間は死ぬ。

尚、強さの比率は

etc<獣<人

である

etc例(植物、機械など)



ではまた

会いましょう。

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