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◆異空間:晃サイド


晃VS謎の女


まずは牽制。俺は未来をハンドガンにして数発射った。

「ふっ」

女は身を翻すと数回剣を振るった。女には傷1つない。切っ先で弾丸の軌道を変えたのか?すげぇな、おい。

「この程度なの?もっと私を楽しませて」

「安心しな、まだ始まったばかりだ。今のは、ほんの小手調べよ」

「ふぅん、じゃぁ、私も小手調べするわね」

女はそう言うと俺に突進してきた。

……速い!だが、まだ目で終える。俺は側転して突進を回避した。あぶねぇ。

「やっぱり、あんたを選んだ私の目に狂いはなかったわね。普通の輩じゃ、今ので死んでるもの」

「おー、そいつは光栄なこった。けど、あんたも気をつけな!銃と剣じゃ、相性悪いぜっ!」

今度はスプレッドガンを放つ。次にガトリング、ロケットランチャー、マグナムを順に射つ。

「ちぃっ!」

女は舌打ちすると地面を剣で凪ぎ払った。すると、地面がめくり上がり壁となった。

「おいおい、マジかよ!?」

「へへーん!実弾は効かないわよー!」

うわ、イラつくな。こいつ。

だが、甘いな。小娘。

「実弾じゃなきゃ、いいんだろ」

俺は言って、1発壁に射つ。壁が一瞬にして破壊された。女は驚いているようだ。

「な、なに?今の?…あんた、なにをしたの?」

「ウェヒヒwwいいぜ、教えてやる。俺の武器『未来』はどんな銃器にもなる!だから、実弾じゃないビーム兵器にしたのさ!ちなみに今のは、ガン○ムUCのビームマ○ナムだぜ!さすがにお前でもビームの軌道を変えることはできまい!!!」

「うっそ!?ありえないわよ!」

「ギャーギャーうるせぇな。くたばれや」

俺はビームマ○ナムを乱射する。ふははは!逃げ惑え!

「あー、もうウザったいわね!」

女は剣を横一閃。

ふははは、バカめ。ビームが切れるかよ。

切れた。否、消えた。

「な!?」

「もういいわ、加減やーめた。あなた強いもの。測定は合格レベル。あ、でもあなたの悲鳴聞いてないから帰るわけにもいかないし……もう少し遊ぶかな」

なにを言ってるんだ?

わからん。とにかく本気でくるみたいだ。

「よし、行くわよ。さぁ、悲鳴を聞かせて!」

女は剣を逆手に持ち変え突貫してきた。

「甘ぇよ!」

俺は蹴りを放った。

しかし、女は突貫の勢いを利用し俺の蹴りを前宙して避け一言呟いた。

「……アイス魔法(マジック)…」

アイスだって?

振り向くと女は俺の方に手を掲げ叫んだ。

「ファイア!」

すると彼女の手から火球が放たれた。突然の出来事に俺は反応出来ず、火球が直撃した。

「ぐわぁぁぁっ!」

ゴロゴロゴロと転がる。情けない。痛ぅよりアチい………くっ、なんだよ今のは。

「きゃぁぁぁぁ、スッゴい悲鳴!最高!

どう?これがバニラの力。アイスを利用するタクティクス、アイス魔法よ!」

バニラ?アイス?

あ、敵か…。相手の正体がわかったからって、なんの解決にもならねぇよ。

「ほらほら、逃げないと串刺しにしちゃうよ?」

気がつくと女は目の前に立って言った。マズイと判断した俺は後方へ跳ねた。

「そこっ」

ナイフを投げる女。

しかも俺の着地点を計算して…くっ、よけれない。

ザクッ。

「ぐぅっ!」

ナイフが左太ももに刺さった。ヤバイな、こりゃ……。冷や汗を浮かべる。

ゆっくり立ち上がる俺。痛……やっぱ、足がマズイぜ。

「これで楽にしてあげるわね!」

女は二本の剣を取りだし、俺に斬りかかる。

「っ…このっ…ナメんなこのやろう!」

俺は未来を持って振り上げる。

「間合いに入ればこっちのもの!」

横に一閃させる女。

ガキィィンッ。

鋼がぶつかりあう音が響く。女の剣は俺の腹ちょい前で止まっている。

と、いうより俺が防いでる。

女は飛び退き、俺に訪ねる。

「なんで、あんたに剣が?あんたのは銃器にしかならないはずでしょ?」

「あぁ、銃器にしかならない。だが銃にしかならないとは言ってねぇぜ。俺の未来は銃が付属している全ての武器を銃器と判断しているようでな、このガンブレードも銃器の一種つーわけよ」

と言って

俺はガンブレードを軽く射って構える。

「冗談じゃないわ!なんなのよ、アンタは!?」

「それはお互い様だろうがぁ!」

俺は怒鳴りガンブレードを射つ。

「リボルバー1!」

相手の動きを封じる陣を相手の足下に作るための弾丸。

ブレードに変形させて、次に

「リボルバー2!」

斬撃を飛ばす。

最後に

「リボルバー3!!」

ガンブレードの形をした光弾を相手の周囲に展開。

「トリガープル!」

カチッと引き金を引く。

斬撃と光弾が爆発。

「きゃぁぁぁぁ!」

悲鳴が聞こえる。勝ったな。

「……最悪。ボロボロじゃない…。」

爆煙の中から声が聞こえた。マジかよ?

俺は再びガンブレードを構える。

「ちょっ、タイムタイム!降参、私の負けよ。だから射たないで頂戴」

?。よくわからんが勝ったみたいだ。

ある意味助かった。これ以上はこっちがマズイ。

「とりあえず、あなたの友達と私の相方の戦いが終われば帰るから待って頂戴、いいわね?」

「あー、はい。わかりました」

???。謎だ。

とにかく勝った(?)から結果オーライだ。




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