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削れてなくなるわが身かな
誰かの幸せ願うたび
ひとつ、またひとつ、縁が消え
笑って送り出した背中は
振り向くことなく遠ざかる
幸せならば、それでよい
そう言い聞かせて幾年か
誰かの心に灯をともし
我が心には風が吹く
恨みはせぬが、寂しくもあり
削れてなくなるわが身かな
( ˘ω˘ )
◇◇解説◇◇
この詩は、大切な友人の幸せを願い、自ら身を引く者の孤独を描いたものです。
恋人ができた友人を笑顔で送り出しながら、二度と戻らぬ縁に、少しずつ心を削られていく。
相手を恨むわけではなく、幸せを妬むわけでもない。ただ、時には自分のことも思い出してほしい。
そんな小さな願いさえ口にできず、今日も誰かの幸せを祈る。
優しさは美徳であっても、必ずしも報われるとは限らない。
……その切なさを、少しばかりの自嘲と諦観を交えて詠みました ( ˘ω˘ )
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