プロローグ
やぁ、突然だけどボクは宮本忍って言うんだ。ボクは性同一性障害っていう心と体の性別が合ってない障害?を持ってるんだ。
ちなみに、ボクは心が女の子で身体が男の子で物心ついた時から違和感しかなくて、今ではもう男である事が苦痛で仕方が無いんだよ。突然ごめんね!!こんな事君たちに言っても仕方が無いよね。なぜ性転換手術しないかって?
ボクの母や兄弟は、理解があって許してくれてるんだけど、父だけが「男らしくあれ!何が性同一性障害だ?お前が女々しいだけだろ!」って聞いてくれないんだ。まぁ、もう会うことも無いけどね……
実はボクいや、もう父もいないし普通に喋るよ。私はね、自殺したんだ……もう辛くて命を粗末にしたらいけないのは分かってても…もう耐えられなくてね……まぁ、長い自己紹介はここまで今ね何か白い空間にいるの……
「やっほー!!忍く……忍ちゃん!の方がいいか?だーれだ?」
「うわっ!……だ、誰ですか??」
「せ・い・か・い・は〜〜神様で〜す!!もう!自殺したんだったら死んだって分かってるでしょ?なら神様って答えれるでしょ?ぶっ〜当てて欲しかったのに〜!」
突然、後ろから抱きついてきた所謂、ショタ?な自称神様……
「自称じゃないよ!本物だよ〜!!」
心が読めるのかじゃぁ本物だ……はじめまして宮本忍と言います。神様さん
「知ってるよぉ……って言うか声で話してよ!心読めるって分かっても声で話してよ!寂しいよ……」
「分かりましたよ神様さん所で私に何か用事ですか?」
「神様さん……か…さん付け可愛い!ゼンくんで良いよ!」
「か、可愛いですか?まぁ分かりましたゼンくん。」
ゼンくんの方がショタショタしてて可愛いと思うけどまぁ、心で思ったから聞かれてると思うけど、ゼンくんの方が可愛いと思う……
「そ、そんな照れるよ…コホン!えぇっと……用事なんだけど、じ、実はね怒らないでね?僕のせいで性別を間違えて生まれたみたいで……ごめんなさい!!本当にごめんなさい!言い訳をすると地球の人口が増えすぎて性別を魂と照らし合わせてくっつけるんだけど、間違って逆にしちゃってて管理が大変で……それで忍ちゃんと同じ様に性同一性障害の人が増えててその全員にお詫びをして回ってるんだよ……死んでからになるんだけど……ちなみに、最初のだーれだ?は、ただの好奇心です。」
なるほど……だから最近LGBTが増えてきたのか……
「増えたのには他にも理由はあるんだけど……まぁ、僕が関与してる原因はこれだけだね。という事で性別を戻して…心と身体の性別を合わせて異世界でやり直しませんか?と言うお詫びというか…補填というか…どうですか?忍ちゃん?」
異世界か……楽しそうだなぁ行ってみたいけど、こんな感じなら沢山地球人いるのかな?無双ならやっぱり1人じゃないとなぁ……ムムムッ
「大丈夫だよ!実はね世界って沢山あるんだよ!だから皆にはそれぞれ別の魔法と剣の世界に行ってもらってるよ!」
「それなら、即決で!行きます‼️ちゃんと転生の特典とか付くんだよね?」
「あたり前田のクラッカーだよ!だってさ……魔法と剣の世界って言ったらイメージ通り魔物とかいて危険だもんそんな世界にお詫びとして転生させるポイッ!ってただのヤバい神様じゃん!中にはする奴もいるらしいけど、僕はしないよ!!それに忍ちゃんは、何か良い感じがするからね。だから最初抱きついちゃった。」
と言いながらテヘペロポーズ……可愛い…って言うか良い感じとは?まぁ、良かったのかな?
「それじゃ〜まずは、転生する身体の話をします。第1に身体の見た目年齢は10歳くらいのロリです。そして成人してます。種族は全てにおいて劣っているが鍛えれば鍛えるほど伸びるため頑張ったら世界最強を目指せる神族の、改造版鍛えれば必ず伸びるけど伸び率が悪かったのを一番伸び率はいいがすぐに限界が来る人族の伸び率にして、魔法は、魔法に置いて1番のエルフ族、速さや身体能力は、速さや身体能力に置いて1番の獣人族、身体の頑丈さは頑丈さに置いて1番の魔族、技術は、技術に置いて1番のドワーフ族、この全てが合わさっているハイブリッドな身体になっていて、つまり簡単に言うとエルフ族だって魔法を極めるけど限界があるのを神族の力で限界をなくしエルフ族の力で扱い易くし人族の力で伸び率が良いって感じ見た目は神族だから人間と変わらんよ!」
「長い説明だったけど、すごい体になったって事ですね。」
「まぁそういうことだね。後は剣も魔法も体術とかも一通りは使える様にしてるよ。全部それぞれのスキルがあるんだけど初級と中級と上級まで覚えさせてるから、後は頑張ったら希少級、原初級、伝説級、神話級、極級、神級、真神級とまぁ結構先まであるから忍ちゃんなら覚えれると思うから頑張ってね!この世界では伝説級が最強と思われてるからその先を身につけてギャフンと言わせてよ。」
真神級まで極めてみたいな楽しみだな!!そういや寿命ってどれくらいなんだろ?
「寿命ってどれくらいなんですか?」
「寿命は、えっと……人が100、神族10000、エルフ5000、獣人500、魔族6000、ドワーフ800だから……12000000000000000000年くらいかな?あ〜足し算じゃ無くてかけ算なんだよ不思議だよね‼️」
「ほぼ不老不死では?」
「確かにね!伸び率ってレベルアップで上がるステータスのことなんだけど、魔族の頑丈さが、人間の中でも1番のスピードで伸びるんだから、もう無敵じゃんww」
「見た目10歳で成人って言ってたけど大丈夫なんですか?」
「大丈夫だよ!!だって、成人の基準ってこの世界では精神が15歳を超えたらなんだよ!成人証明書は成人した人全員に授けるんだよ!!これを持ってたら自由に街に入れるよ!」
「なるほど……もう質問は無いのですがゼンくんからは何か無い?」
「えっと……あ!忘れるところだった…さっきの成人証明書や、後は剣とお金と着替えとか野営の道具類もろもろ忍ちゃんの魔法の中の空間魔法の【アイテムボックス】っていう魔法の中に入ってるからね!後、忍ちゃんの魔法は全部無詠唱で使えるのと、服の腰の部分に剣を帯刀できるう様なベルト的なの付いてるからそこに刺してね。」
「なるほど……ありがとうございます。ゼンくん!!」
「最後に僕は仕事とかね実はもう終わったんだ。休みをくれって言ったら忍ちゃんが今から行く世界の神様に左遷されてね、これが最後のこの世界の神様としての仕事なんだ。つまり言いたいことは神殿に行ってお祈りしたら何時でも僕に会えるから偶には会いに来てね。さっき最後にって言ったけど今度こそほんとに最後の最後に、君の名前教えるね。教えたら今から行く世界が、君をその世界の住人と認めるから、そして君は忍ちゃんじゃ無くなるから。」
「分かりました。またね。」
「またね。それじゃ教えるよ…君の名前はシーラ。」
その言葉を聞いた瞬間、私は、シーラは、白い光に包まれた…………