被害者クロヌクさん(15)住所不定
「うんまあ・・・・」
俺は、共和国のとある焼鳥店で、焼鳥をほうばっていた。
「そんなに美味しいかい!クロヌクわよく来てくれるからサービスするよ!」
「えっまじ?」
「マジマジ。ただし、20秒以内に俺を捕まえることができたならなっ!」
「あっ!ずりい このやろぉー!」
―――15秒後
見覚えがある潜入官が、1日走り続け、やっと共和国に戻ってきた。
「ハァハァ早く本部へ・・・」
運が悪いことに、その近くにクロヌクが!
「あと5秒・・・あ!オッチャン発見!」
――――――――――――――帝国には、ターゲットのことをオッチャンと呼ぶ。つまり・・・
(まずい、帝国からの追手?いや相手は、丸腰。だったら・・・)
「よっしゃあ焼き鳥げっぶおっ?!」
「確保!」
こうなる。
「大人しくしていたらよかったのにね。残念。」
こうして、共和国を救った英雄は、焼き鳥1本のために散ることになる・・・
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
―――――――――――――――それから5時間後。
「暇だな~」
「暇ですね~」
ここは、共和国の地下牢。
なんか俺が、捕まったから、身元が、荒らされて、俺と、ウェドは、即牢屋行き。
あの勇者たちは、質問に答えたりしているらしい。
ほんとすみません。
まあ、共和国と、ネオスカイが、連絡を、取り合っているから、そろそろ釈放してもらえるだろう。
そして、ふとギルドカードを見ると・・・・
「ええ?!特殊能力がなくなってる!?」
見ると俺の特殊能力霊力更新が、なくなってる。
どうなってんだ?と、思ったが、の答えは、すぐに来た。
「はは、ビックリさせて悪かった。わしの魂が、この杖にやどって、今さっき定着したから、霊力更新がなくなったのだろうな。」
「亀のじいさん!」
そう、いままで俺の中にいた亀のじいさんが、ちゃんと実態を持って復活している。多分だけど、体は、俺のタートルロッドを、霊力更新で、変形させたものだろう。
「今まで黙っていたのじゃが、わしは、伝説上の存在、エンシェントマキシマムドラゴン様に、仕えていたものだ。ちょうどいい。わしの昔話に付き合って貰おう。」
そうして俺は、古代神のことや、6大竜族のことを聞いた。
勿論、天界の反逆者のことも・・・
まあそれはともかく。
「で、聞きたいんだけど、そのタートルロッドは、自由自在に変形できるのか?」
そう、俺が聞きたかったのは、タートルロッドを、自由に変形できるかだ。
もし、自由に変形できるのなら、魔法の効率化ができる。
答えはイエスだ。
「よしゃあ!じゃあ早速は・・・・」
その時、盛大に警報が鳴り響き・・・
「ハハハハハハ!そこのおちびさん2人が、俺様の同業者を殺してくれた奴か!さて、どうしてくれようかな?あ、そうだ!そこの嬢ちゃんを連れ去らって水魔王様にプレゼントすれば・・・よし!じゃあそこの黒髪のちび!返してほしくば、魔王様の城までこい!わかったな!ワーハッハハ」
「あ!そこは、掴まないで下さい!あ!そこもだめやめてください!ああーあなたは、女性に対するデリカシーというのがないんですか?」
この魔王幹部がどこぞの魔王様みたいな言葉を吐いて、ウェドが攫われてしまったという危機的状況にクロヌクがついていくには、まだ時間が掛かりそうだ。
遅くなってすみません!これからは一旦2日に一回投稿することにします。




