狐のスパイ
「へぇーいつの間にか技を覚えているものだね。」
俺は、久々にギルドカードを見ながらつぶやいている。
なんか、全知帝?みたいなやつらしい。
コメモドとは別れた。一緒にいるといろいろ面倒だからだ。
ついでに言うと、ここは、共和国の中の王都のさらにもう一つ分けられる大通りを指す場所だ。
今回、案内人を努めてくれるのは、共和国の勇者達4人だ。
「いや~助かったぜー。まさか、ただ単に魔物退治してたら魔王幹部が現れるなんて、勇者の宿命と言うやつか?」
「ありがとうクロヌクさん。あ!まだ名乗ってなかったね!僕の名前は、襲田鎌内、異世界人と呼ばれている人だよ。」
名前がめっちゃいかつい。顔はイケメンなのに・・・・
「それで、こっちが、奇樹七実。パーティーで、魔法使いやってる人だね。」
「初めまして!あたしのパーティーで、魔法使いをやっている奇樹七実です!よろしく」
「おっと俺だな!このパーティーで、重戦士やってる厚川穀地だ。よろしく。」
「で、最後の一人は、今部屋でゆっくり過ごしているからまた後で紹介するね。」
「ok♪」
さてと、どうしようかな~
などと考えていたら路地裏で、美味しそうな焼き鳥屋さんを発見。直ちに急行!
「おい鎌内。ちょっと俺抜けるわ。ウェド、行くぞ。」
「はあ、鎌内さ~ん。一旦抜けます」
「え!ちょっと!クロヌクさん?」
そして俺は、今夜止まる宿を探しながら焼き鳥屋に向っていくのだった。
◇~~~~~~◇~~~~~◇~~~~~~~◇
ここは、帝国のある地下室。
全体的に影に覆われているが、その中にうっすらと動く影が一つ。
(くっ! なんでばれてるの?。私隠密使ってるのに!?それに・・・・・)
「おっちゃんがいたぞー!」
「捕まえろ!」
「し、しまった!?」
(くっそ!なんでターゲットのことをオッチャンって呼ぶの!?意味が分からない!?)
『潜入官九尾に次ぐ。任務を中断し、すぐに本部へもどれ!くりかえ・・・』
そう。ここに潜入しているのは、共和国のスパイ。
共和国のスパイのコードネームは、妖怪や、悪魔等をモチーフにすることがある。
ていうか、スパイは、ほとんど獣人。その亜種に伝承そのままの者が生まれて来ることがある。
このスパイのコードネームは、九尾の狐。主に隠密を得意としている個体だ。
このスパイが、戸惑ってた理由は、そう。
―――――――――――――――潜入先の帝国が、ターゲットのことをオッチャンって呼ぶこと。
(まずいわね。このまま行くと巻ききれない。どうすれば・・・・)
考えていると激しい轟音と、地下室が、崩れて落ちるような音がして。
そこに突然現れた。
「白竜ぅ~流石にやり過ぎだったと思うぞ?」
『そんなことないと思うが・・・』
そこには、純白の竜に乗った白髪の男がいた。
背の高さからして15歳くらいだろうが、底知れぬ魔力を持っていることがわかる。
何より恐ろしいのは、この頑丈な帝国地下室の岩盤を突き破ってきたことだ。
九尾の女は、今すぐやるべき事を決めた。
空いた穴から脱出すること。
――――――――――――――その夜。一人の潜入官は、帝国を脱出し、共和国へと向って行った。
から助です。え~とクロヌクの背の高さのことなんですけど、大体11歳~12歳くらいの高さですね。
ウェドも同様です。
これからこの物語を引っ張ってく重要人物なので、頑張って貰いたいです。
それと、これからちょっと投稿が遅くなりそうです。
できるだけ一日一回投稿を心がけるので、みなさんこれからも宜しくお願いします!




