勝つのはどちらか
かなり重度の不良に対し俺は迷いなく必殺を打つ。
水、氷、風の全ての適性魔力を使った【水氷風の操り】を発動させる。
この技は、粘性の水で自由自在のな物質を生み出し、氷で鎧や武器を作り出して、風で人形を操る。
簡単に言うと、人形を作り、操ると言う魔法だ。
相手からの攻撃は、全て【氷の盾】(アイスシールド)で防いでる。 だが、殺すのは、本意ではないので、眠ってもらってる。
おっと、もう不良たちはとっくに全滅してたな。
奥から忌々しいと言う感情がこもった視線を感じた。
「もう君も眠ってね」と言おうとしたが異変に気が付いた。
この軍勢で少女一人を眠らせるためにここまで時間が掛かるのか?
次の瞬間大規模な【魔力妨害】が発生した。
その影響で人形がただの水にもどってしまった。
「あ~も~魔力妨害持ってんのかよ!!」
「私がお前殺す。」
マジすぎんだろ!と、クロヌクは大声出して叫びたい気分になった。
ただでさえ王都を追い出された後で、2日間風呂とか入ってないから、 早めに宿をチェックインしたかったのに。
村に入ろうとしたら面倒事に巻き込まれて、、、、
まあ、、、、ここで済ませないと後に引きずるしやらんと。
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