勃発!第一回腕相撲大会秋場所前編(泣き)
緊急報告から約一週間。
オローナは完全に、近所の人と馴染んでる。
やはり元々貴族だから交流がうまいと考えているこの俺、クロヌクは、人生最大の危機を迎えようとしていた。
「ねーねー腕相撲大会やろう!」
普段はこんなこと言い出さない筋力0の絵菜が、こんなこと言い出すとは、、、、なにか裏がありそうだから当然俺は、断る。
しかし、天は、それを許さない。
「お腕相撲大会か。懐かしいのう。ワシもな子供のころ遊んだのぅ。」
グランデさんが、大声でそんな言うから(普通に声でかい人いるよね~)、力自慢の勇者や、脳筋次期魔王が集まってきた。
すると、
「皆さまお集まりいただきまして誠にありがとうございます!」
・・・いつ着替えたのか、レフェリー姿の絵菜が立っていた。
くそ、この野郎最初からこのつもりだったのか、、、、実は、俺は、腕相撲に対してトラウマがある。
5才のころたっか、俺は、勇者4人で、腕相撲して遊んでいた。
そんでライリュとやったら、手の骨全部折れた。
だから嫌なんだ。と、思ったが、絵菜の話を聞いて、俺でも勝率が出てきた。
それは、[身体強化アリ攻撃魔法以外はなんでもアリ]と。
ほら、どうよ!俺は、魔法のエキスパート。
もしかしたら、ライリュにも勝てるかも!でも、今は、絵菜の話を聞くことに専念しよう。
「・・・・で、アタシも参加しまーす!」
・・・は?、、、、今なんつった?こいつ?そう言えばああ見えて、お祭り好きだったような、、、、まあそんなこといいわ。
大事なことは今からの勝利!!今からライリュ対策を施しておこう。クロヌクは、そう割り切ってしまった。しかし彼は、大事なことを忘れていた。
ストラという次期魔王の存在を。そんなこんなで、腕相撲大会と言うちっぽけでしょーもない大会で、戦いは、加速してゆく。
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