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三題小噺「彼女」「桜」「親友」

作者: 霧散系

 「---俺彼女と別れたわ」

唐突に親友に告げたひと言。昨日突然別れを告げられた。最近告白されたばかりの子に彼女に突然。

 「は?」ぽかんとした顔を見せる親友、そりゃそうだ付き合いだしたの最近だったしな。

 「今回も長く続かなかったな、またなにかしたん?」

 「またって言うなまたって今回も心当たりねーよ」

昨日のことを振りながら外を見ると桜がひらひらと舞っていた。


「頑張ってみたけどやっぱり振り向かせることはできないみたいだから別れるね」と


、、、この別れの告げられ方何回目だろうか?気持ちが沈む、心なしか桜の色も濁って見えた。

 「ふーんそっか」

お前が心当たりないんじゃわかんねーよといった感じで肩をすくめる親友。

あんまり深堀りしてこないのは俺を気遣ってのことだろうか。

 「けどマジでわからねぇ」

本当は一つだけ心当たりがあるのだがこいつに言えるわけもないのでわからないふりをする。

 「まぁ告白されて何となく付き合ってただけだからいいけどさ」

 「よく言うわ意外と落ち込んでるくせに」

笑いながら茶化してくる親友。まぁ当然お見通しだわな、こいつとの付き合いは幼稚園からだし。もう14年ぐらいか。しかしいつまでたっても振られるのはやはり慣れない。

 「じゃあそんな傷心中の俺になんか奢れよ」

 「はぁ?お前が別れて奢るの何回目だよ、、、」あきれた声が返ってくる。

 「いいじゃんかよー!いこーぜ?」肩を組みながら外へ移動しようとする。

 「わかったから離せって!」心なしか頬が赤くなりながらも腕を振り払うが仕方ないといった感じでしぶしぶついてくる親友。

 「こんなことするからすぐ振られるんだよ、、、もうガキじゃねーってのに」ボソッと聞こえる親友の言葉。わかってんだよそんなこと。あえて聞こえていないふりをする。

 こいつとの関係を壊すのは嫌だ、だからとりあえず告白はOKしてこの恋心が書き換えられるように、恋が色あせていつまでも変わらない親友でいられるようにと、努力してきたのだが成果は出なかった、むしろほかの女の子との違いを認識してしまって思いが強くなるばっかりだ。いっそのこと玉砕覚悟で関係ぶち壊すかもしれないが告白してやろーか。そんなことを考えながら昇降口を出て外へ。

 「おーいおせえぞ!」先に外に出て待っていた親友が笑いながら手を振ってくる。先ほどはしぶしぶといった感じだったがもう乗り気なようだ。

、、、まぁまだいいか、あの笑顔が見れるなら今のままの関係を崩したくないとやっぱり思ってしまう。とりあえず告白をすぐにOKするのは意味がないからもうやめようと固く心に誓いながら待っている方へとゆっくりと歩いていく。昔から男勝りだが魅力がたくさんある異性の親友の後ろに見える桜は心なし輝いて見えた。






適当に頭に浮かんだ3つのお題を使って2時間ぐらいで書き上げました。次のお題に使いたいので今思い浮かんだ1単語をコメント欄に書いていただけると次が書きやすくなります。

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