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私の詩  作者: 梅宮姫乃
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冬・雪

今日の天気は雨予報

凍えそうな寒さに「雪かもね」なんて呟く貴方

駅までの道

歩く2人の距離は少し遠い


今日は鍋にしようか

そっけない返事に膨らませる私

言葉が減って、距離は増えた


降り出した雪は少し重たくて

こんな日は手を繋ぎたい

手袋よりも貴方の冷たい手の方がいい

こんな日は話したい

沢山温かい話を膨らませ


天気は鏡

2人の仲はまるで雪のよう

1人では解かせないけど2人なら

きっと雪雲晴れて温かい日差しが照らしてくれる



今日のお空は雪模様

結露した窓に「冷える」なんて呟く貴方

温かい部屋

1人の部屋に木霊して


今日は鍋にしよう

1人つぶやく私の話ははずみ

1人になって、私が増えた


1人の部屋はとても広くて

1人の時間は楽しくて

2人より自由きままな1人のほうがいい

好きなもの、好きな事

全て私の思うまま

 

2人で過ごしたあの時は

色んなことがあって

色んな場所に行って

楽しいことも辛いこともあったけど


次第に見える2人の価値観

言葉をいくつ重ねても

思いをいくつ届けても

2人の距離は離れてく

 


1人なって気がついた 


あぁぁ


幸せだ



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