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私の詩  作者: 梅宮姫乃
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ピース

 積まれた本を指でなぞる

 一欠片一欠片が私のピース

 私を作ってきた物達


 本に囲まれた毎日だった

 本の世界に幸せを感じ

 本の世界にのめり込んで

 本の世界に憧れた


 本に囲まれて

 それだけじゃダメだって気がついた

 でも私の足は退化してしまって上手く歩けない

 叶うなら、もう一度やり直したい

 動かない足を叩いて叫んだ


 新しく増えた本をそっと撫でる

 私の大切な宝物

 私を作る物達


 君がくれたピース

 君とのピース

 新しいのパズルが楽しくて

 次が欲しくて喘いだ


 新しいピース

 2つと無い大切なピース

 私の新しい足《翼》はどこまで行けるだろう

 試したい、どこまでも行くんだ

 新しい足《翼》を叩いて叫んだ


 君がくれたピースは多過ぎて

 私一人では完成できそうになくて悲しくなる

 でも私は一人じゃないから

 私と君の二人で超大作を作り上げよう


 本に囲まれて

 あきらめた事もあったけど

 私達はどこまでも行けるんだ絶望なんかするものか

 叶うなら、私に伝えたい

 幸せだよと

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