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極北の竜槍  作者: 矢真野真矢
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序章 襲撃

 大地が揺らぐ。

 その振動を感じ取り、少年は閉じていた瞼をゆっくりと持ち上げる。

 紅玉(ルビー)を連想させる真紅の瞳、白金(プラチナ)を思わせる銀髪、新雪のような白い肌。色素の薄いその姿は極北に住む森の民の身体的特徴だ。

 少年―ハルトは地に伏せた姿勢のまま、片耳を地面にぴったりと付け、その耳に全神経を傾ける。

 地震ではない。そもそも、ここ―大陸の最北部に位置するキースの森では、地震など滅多なことでは発生しない。少なくとも、ハルトの生きてきた十八年の人生の中で、明確に体感できる地震を感じたことは片手の指で数えられるほどしかない。これは……明らかに人工物が造り出した人為的な揺れだ。

 振動が徐々に大きくなる。つまり、振動の原因が近づいてくる、と言うことだ。

 その振動が腹に響くほどになった頃、茶褐色の物体が木々の間から現れた。遠過ぎて輪郭こそぼやけているが……それでも、角ばった全身、そして前方に伸びた一本の長い角を持っていることぐらいはわかる。周りの木々と対比させると、大きさは全身で六メートル以上、角まで含めると優に八メートルを越えるだろう。

 季節は晩秋。森の中は枯れ草色に覆われ、茶褐色は保護色となるはずなのだが……その物体はあまりにも大きく、それ以上にうるさく、とにかく醸し出す圧迫感(プレッシャー)が大き過ぎて全く偽装(カムフラージュ)になっていない。

 物体は、この森に住む最大の陸上生物である人食いグマ(グリズリー)と比べても倍以上の大きさがある。何より、その表面には光沢こそないモノの、金属独特の硬い質感がある。当然、野生動物ではない。

 だが、人工物を含めても、これほどの大きさを誇る陸上移動物体はそれほど多くはない。現代における最大の陸上移動物体は列車だ。しかし、未開の地とされるこの森には鉄道は走っていない。列車は軌条(レール)の上を走るからこそ、あの巨体を高速で走られせられるのであって、軌条がなければただの巨大な鉄塊に等しい。

 トラックであれば、大きさとしては同等以上のモノも存在するだろう。だが、あんな長い角を持ったトラックなどない。そもそも、せいぜい数トン程度の重さしかなく、ゴムでできたタイヤで駆動するトラックに、こんな重々しい地響きを立てることはできまい。

 アウム大陸連邦陸軍重戦車ドラグーン。

 五〇トンを超える巨体は七〇〇馬力の心臓(エンジン)と無限軌道でどんな地形をも難なく走破。一○〇ミリの分厚い正面装甲、口径八八ミリの巨大な砲弾を撃ち出す戦車砲を持つ化け物(モンスター)にして、陸戦の王者。そして、群雄割拠するこの大陸に覇を唱えたアウムの快進撃を支えた立役者でもある。その戦闘力は履帯が切れ、立ち往生した苦境にありながら、包囲してきた敵軍の戦車三両を返り討ちにした、と言う逸話が残るほどだ。

 そのドラグーンに付き従うように、黒塗りの乗用車が続いてきた。

 このような深い森の中には似つかわしくない、豪奢な車だ。整備された都市の舗装道路であれば快適な乗り心地を約束するであろうその車は、森の中の荒れた街道を右に左に揺れながら戦車について行く。

 さらにその後ろからは、もう一両のドラグーン。二両の重戦車が乗用車を挟み込む形だ。その様は、まるで王に仕える護衛(ガーディアン)を思わせる。

 ハルトは地に伏せたまま、手にした小銃(ライフル)を構える。極北の原住民族は人種的には大柄な部類に属するが、ハルトは例外的に小柄だ。そのハルトが小銃を構える様は、子供が背伸びして小銃を構えているかのような、そんな歪さを醸し出している。

 先頭の戦車との距離はまだ六○○メートル以上。弾が届かない距離ではないが、狙撃するには現実的な距離とは言い難い。ましてや、ハルトの持つ小銃には光学照準機(スコープ)すら付いていない。肉眼で獲物を捉えられる距離ではない。

 相対距離が五五○メートルを切る。ハルトは小銃の上部に備えられた環孔照門(アイアンサイト)を覗き込む。

 照星(フロントサイト)にドラグーンの巨体が重なった。ハルトは小刻みに銃口を動かし、戦車の上面、そこにせり出した球体に照準を合わせる。

 相対距離五○○メートル。ハルトはゆっくりと息を吐き、静かに引き金(トリガー)を引き絞る。寒夜に霜が降る如く。

 ターンっ!

 乾いた銃声が森の空気を震わせ、戦車上面にせり出ていた球体が揺らいだ。

 命中。

 相対距離五○○メートルの長距離狙撃を光学照準器も観測員の支援(サポート)もなしにやってのけたのだ。それも、たった一発の弾丸で。しかも、当てたのは全高三メートル、全長八メートルを超える戦車、にではない。その上面、人の頭ほどの大きさ(・・・・・・・・・)しかない球体(・・・・・・)に、だ。

 まさに一発必中、針穴を通すが如き尋常ならざる射撃技術。

 だが、どんなに優れた射撃技術を有していようと、ただの小銃弾で戦車の分厚い装甲を貫通できるはずもない。対戦車小銃(ライフル)成形炸薬(ヒート)弾を撃ち出す携行型噴進(ロケット)砲ならともかく、ハルトが構えているのは、対人用の突撃銃(アサルト・ライフル)。使用する弾丸は七.六二ミリ。戦車どころか、装甲車両ですら貫通できるかどうか怪しい。

 ましてや相手は百戦百勝のドラグーン。七六.二ミリ徹甲弾の零距離射撃すら弾き返すその装甲に、その十分の一の口径しかない小銃弾で貫通できる道理はない。

 しかし、ハルトは構わずボルトを操作。

 ガシャン。

 硬質な音が響き、薬室(チャンバー)から空薬莢が排出され、代わりに次弾が装填される。

 すかさず後方の戦車に狙いを定める。

 ターンっ!

 迷いも躊躇もなく引き金が引かれ、放たれた弾丸は戦車上面の球体を正確無比に射止める。まるで見えない糸で手繰り寄せられているかのように。

 ただの小銃弾が戦車の装甲に通用しないことぐらいは、ハルトにもわかっている。狙いは戦車そのモノではなく、始めからその上部に突き出した球体―戦車長の頭だ。

 戦車は分厚い装甲と長大な主砲を持つ陸戦の王者だ。しかし、弱点が全くないわけではない。分厚い装甲に鎧われている代償として、極端に視界が悪い、と言う致命的な欠点を持つ。中世騎士の全身甲冑(フルプレート・メイル)が、兜の隙間(スリット)からしか外の様子を伺えないのと同じ理屈だ。それに戦車の装甲は確かに分厚いが……完全ではない。真っ正面からの砲撃であれば、よほどのことがない限り抜かれることはないが……比較的装甲の薄い側面、後面、そして上面―全面に分厚い装甲を施してしまうと、増大した自重により、動くことすらままならなくなってしまう。このため、戦車は正面から順に側面、後面、そして上面と装甲が薄くなっていく構造が一般的だ―はそうはいかない。これらは大口径の対戦車小銃(ライフル)や機関銃でも比較的容易に抜くことができる。さすがに突撃銃(アサルトライフル)でどうにかなるモノではないが。

 また、足回り―履帯などは物理的に頑強な装甲を施すことは不可能であるし、外からハッチをこじ開けられ、中に手榴弾でも放り込まれたら、内部の乗員は一巻の終わりだ。頑強な外装を持つが故、内部は完全な密室であり、一度内部で爆発が起これば、その破壊力は外に逃げることなく、暴れ狂う。

 戦車の黎明期には、待ち伏せしていた砲兵部隊の存在に気づかず、野砲の十字砲火を食らって機甲部隊が全滅した、と言う事例もある。

 ことほど左様に、陸戦の王者たる戦車といえど、死角は想像以上に多い。

 故に現代戦においては、戦車の目であり頭脳でもある戦車長は砲撃戦の最中を除いて、上面ハッチから頭を出し、周囲の状況を確認することがセオリーとなっていた。特にこのような視界が悪く障害物の多い森の中では、どこに敵が待ち伏せしているか、わかったものではない。ハルトはそれを逆手に取って、戦車の弱点とも言うべき車長の頭を狙ったのだ。

 だが、言うは易し行うは難し。いくら弱点がわかっていようと、そこを正確に射抜く技術がなければ、意味がない。

 ドラグーンの有効射程は三○○○メートル。常識的な交戦距離がせいぜい一○○メートル前後、光学照準器(スコープ)や観測員の支援を駆使した長距離狙撃でもせいぜい三○○メートル程度が現実的な有効射程である小銃を用いて、五◯◯メートル以上離れた戦車長の頭をピンポイントで狙撃するなど、それこそ現実的とは言い難い。そもそも、簡単に射抜かれることがないからこそ、車長も平然と頭を出すことができるのだ。そんな遠くから正確な射撃が可能であるとわかっていれば、迂闊に頭を出すことなどあるまい。

 車長の異変に気づいたのか、先頭のドラグーンが停車。後ろに従っていた乗用車、そしてもう一両のドラグーンも続けて止まる。

 ハルトは小銃を構えたまま、緊張をその身に漲らせる。

 車長を殺られた戦車が取り得る行動はさして多くはない。

 尻尾を巻いて逃げ出すか、あるいは……。

 ターンっ!

 カンッ!

 無造作にハルトが銃弾を放つ。だが、その銃弾はドラグーンの分厚い装甲にあっさり弾き返されてしまった。

 当たり前だ。戦車の正面装甲は、戦車同士の砲撃戦―正確には自身の戦車砲から放たれる砲弾の直撃に耐えるだけの頑強さが求められる。とても対人用の小銃弾が貫通できるようなモノではない。

 ハルトの狙いは戦車の撃破、ではない。端的に言ってしまえば、挑発。戦車を狙い撃っている存在を意識させることだ。

 果たして、ハルトの狙いは的中した。ドラグーンの砲塔が回転し、長大な主砲がハルトの方へ向く。

 今の着弾で、戦車兵たちは己を狙う狙撃手(スナイパー)の位置をおおよそではあるが、掴むことができたはずだ。相手の位置さえ掴めてしまえば、射程、威力に勝る戦車が負ける道理などない。ましてや、相手は速射砲や成形炸薬弾を持っているわけではない―そんな対戦車装備を持っているなら、初めからその装備を叩き込んで戦車を撃破してしまえばいいだけの話だ。それをしない、と言うことは……そんな装備はない、小銃しか持ってない歩兵と言うことになる。確かに、視界の悪い森林に潜む歩兵は戦車にとって脅威ではある。だが、それは戦車の装甲を撃ち貫くだけの装備を持っている場合に限る。小銃しか持たない歩兵など、戦車にとっては取るに足らない雑兵に過ぎない。そんな雑兵相手に背を向ける道理など陸戦の王者たる戦車にあるはずもない。そもそも戦車が失ったのは、車長―目と頭だ。確かに大きな戦力喪失ではあるが……完全に戦力を失ったわけではない。装甲が破られたわけでもなければ、エンジンが止まったわけでも、主砲が故障したわけでも、履帯が切れたわけでもない。物理的な攻撃力、防御力、機動力は一切低下していないのだ。

 だが、

 ―掛かりやがった―

 ハルトの口元が獰猛な笑みに歪む。己に向けて、絶対無敵の陸戦王者が牙を剥いたにも関わらず。この状況に陥ってなお、ハルトはドラグーンがこちらの正確な場所を把握していない確信がある。

 既に目―車長は墜とした。ただでさえ見通しが悪い森の中、索敵能力が落ちた戦車が森の中に潜んだ狙撃兵(スナイパー)を捉えられる可能性は限りなく低い。

 ましてや、ハルトはこの森で生まれ、育ってきた。言ってみればこの森はハルトの庭のようなモノ。どのように身を隠せば、こちらの姿を相手の視界から消しつつ、相手の姿を完璧に視界に捉えられるかなど、熟知し切っている。大げさにに行ってしまえば……今、戦車兵たちの目には、どのような景色が映っているのか、手に取るようにわかる、と言うことだ。

 そして、こちらの正確な位置が掴めていないとなれば、連中が取る手段は……榴弾の盲撃ち。

 標的に弾丸の持つ運動エネルギーを叩き込むことで貫通する徹甲弾は、分厚い装甲を持つ戦車に対しても有効打になり得るが、当たらなければどうと言うことはない。だが、弾頭に炸薬を込められ、着弾後に炸裂する榴弾であれば、至近弾でもその爆風で標的をなぎ倒すことができる。そもそも、戦車と違って頑強な装甲を持たない歩兵に高い貫通力を持つ徹甲弾を使う必要などなく、今、ハルトを狙おうとしているあの戦車砲には、榴弾が装填されている可能性が限りなく高い。

 また、榴弾を乱射すれば森の木々をなぎ払うことも容易だ。身を隠す木々が吹き飛ばされたら、文字通りハルトは丸裸。狙撃とは、敵の死角から一発必中、一撃必殺の弾丸を撃ち込む事にその真髄がある。小銃しか装備していない狙撃兵が戦車と真っ正面から撃ち合って勝てる道理などない。

 だが、ハルトは自らの置かれた状況に気づいているのかいないのか、落ち着き払った動きで狙いを定めると、

 ターンッ!

 すかさず引き金を引く。刹那、

 ドンッ!

 ドラグーンの砲塔が内部から爆発を起こした。

 ハルトは目の前で展開される惨状などに目もくれず、淡々とボルトを操作すると、

 ターンっ!

 再び弾丸を放つ。

 ドンッ!

 今度は後方の戦車が同じように内部から炎を上げた。この爆発と炎では乗員は何が起きたのか理解する間も無く、絶命しているだろう。

 ハルトは、炎を上げる戦車から視線を切ることなく、ベルトに下げたポーチから予備の弾丸を取り出し、慣れた手付きで弾倉に叩き込む。流れるような動きでボルトを引き、初弾を再装填(リロード)

 ハルトが狙い撃ったのは、戦車の砲口―正確にはその奥に装填された榴弾。小銃弾では八八ミリもある榴弾を砕くことは不可能だが、着弾の衝撃で信管の誤作動を起こすことぐらいはできる。

 しかし、今度は人の頭どころの話ではない。たった八八ミリしかない穴に正確に銃弾を撃ち込まなければならない。しかも狙撃のタイミングは相手が榴弾を装填してから、撃ち出すまでのわずかな間。

 もはや人間業ではない。神業と呼ぶにふさわしい絶技。

 ターンッ!

 ハルトの小銃が再び火を吹いた。

 ピシッ!

 残った乗用車のフロントガラスにヒビが入る。その向こうにあった運転手の首ががっくりと折れた。俯いたその顔を上げて見れば、眉間に穿たれた銃撃痕がはっきり見て取れるだろう。

 乗用車から体格の良い男が三人、慌てて飛び出してきた。あからさまな武装はしていないようだが、身のこなしからして訓練を受けた軍人だろう。懐に拳銃の一つや二つ、隠し持っていても不思議はない連中だ。ヘタな兵士たちより、よほど戦闘力は高そうだ。だが、男達が周囲に警戒の目を飛ばすより早く、

 ターンッ!

 ターンッ!

 ターンッ!

 立て続けに三発の銃声が轟き、ほぼ三人同時に倒れる。

 機関銃ならともかく、ボルトアクションの小銃では考えられないほどの速射性。神の御業でなければ、悪魔の所業としか言いようがない。

 「さて、片付いたかな」

 その銀髪緋眼の悪魔は無造作に立ち上がるや否や、燃え盛る戦車の元へと静かに歩を進めた。


 油断なく小銃を構え、ハルトがゆっくりと乗用車に近づく。戦車二両はその乗員も含めて完全に無力化した確信があるが、乗用車の方は無力化したのは運転手を含めて四名―定員からすれば、まだ一人、余裕があるはずだ。その最後の一人が重戦車ドラグーンよりも直接戦闘において強大であるわけもないのだが、油断しないにこしたことはない。そもそも戦力の差が勝敗の行方を決定する絶対的要因ではないことは、ハルト自身が小銃一つで重戦車二両、乗用車一両を無力化したことで証明している。

 (妙だな)

 車の中に気配はある。だが、殺気は感じられない。

 軍人であれば自身を狙う敵に対し、殺気を放たないのはおかしい。逆に殺気を外に漏らさないほどの達人であるのならば、そもそも外のハルトに気配すら悟らせまい。

 (ま、面拝んでみりゃ、わかるだろ)

 ハルトは車の右後部に身を隠すように、屈んで背を預ける。これで車内からはハルトの動きを把握できないはず。

 左手でドアの把手を掴み、右手で小銃を構える。

 (三、二、一……)

 胸中でカウントダウン。

 バタンッ!

 勢いよく扉を開け、

 「動くなっ!」

 叫んだ直後に拍子抜けした。

 車の後部座席に座っていたのは、ハルトと同じく銀髪赤眼を持ち、その純白の肢体を淡い水色のドレスに包んだ、ハルトと同年代の少女。自らに銃口を向けられているにも関わらず、その姿には動揺の欠片もない。まさか、至近距離から己を狙う小銃を見えていないわけでもあるまい。それ以前に、戦車は爆発炎上、乗用車の乗員は瞬く間に狙撃されている。戦場と言っても過言ではない現場に一人取り残され、こうも落ち着き払っている姿は異様ですらある。

 少女は静かな眼差しでハルトを真っ正面から見つめ、

 「……銃を下ろしてください。わたしは逃げも隠れもしません」

 厳かな声音で言い放つ。

 ハルトは天啓に触れたかのように、おとなしく少女の言葉に従った。


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