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#25 隣国目指して出発

短めです。


今回も特に何も無いです。


ではでは


野営道具に食料を買ってたっぷり2人を可愛がった翌日。三人は街の東門へと来ていた。


エレーナとラザスのニ人はそれぞれ服の上からフード付きマントを羽織ってラザスは籠手、エレーナは長剣と短剣に、昨日新しく買った軽鎧を装備した格好で。サラノも昨日のフード付きローブを着て、武器は何も装備していないため無手だ。杖が無くても威力は落ちるが少しなら魔法を使えるらしい。杖を勧めたが邪魔だからと断られた。


「よーし、じゃあ、ハルバーツ国へ、しゅっぱーつ」


「おーっ!」


「楽しみですね」


学園までの1ヶ月、ラザス達は話し合いの結果、隣国のハルバーツへ行く事に決定した。


***


【隣国ハルバーツ】


ガルガンツ王国の東に位置する国で総人口は7万人と少ない。国王が自然好きで王都の街には鮮やかな緑の木々が植えられとても緑が多く、癒されると有名である。回復魔法の使い手が多いため、国外からも患者が訪れる。


【ガルガンツ王国】


ラザス達が現在居る国、カルガンツ王国。この世界、【ユファリアス】は1つの巨大な大陸からできている。小国から大国まである6つの人族の国、亜人の国、そして魔族の国と、計8つの国がある。6つの人族の国でも、ガルガンツ王国は大国といわれ、総人口は20万人を超えている。ちなみにハルバーツは小国だ。



サランから東に10日、国境を越えるとハルバーツ国の王都に辿り着ける。ガルガンツとは友国で同盟も結んでいる。なので比較的簡単に入国もできる。


冒険者はギルドカードが身分証明書になるので、国境や街の関所で見せる。入国する場合時間が掛かり、待たせられる事があるが、冒険者の場合ランクが高くなればなるほど直ぐに通れる。


高ランク=信用となっているらしい。


ラザス達パーティーは何の問題も無く通れるだろう。


***



「2人共キツくないか?」


「いえ、まだ全然大丈夫ですよっ、なんだか前よりも体が軽いんですっ」


「私も以前より軽く感じますね、やはりこれも加護のお陰でしょうか?」


「だろうな〜、俺も加護なんて掛けたことないし、どんな効果なのか分からないんだよ」


「なるほど……」



俺達が街を出て2時間ほど、俺達は途中にある最初の町、ホールスへと向かっていた。そこで1泊して翌日馬車を買う予定だ。御者はサラノもエレーナもできるという事なので任せることになる。


今役立たずとか思った奴いるだろ! ちゃんと教えてもらうからな! 役立たずじゃないぞ!


「少しペースを上げるが大丈夫か?」


「「はい」」


こっそり2人を神力で覆いペースを上げる。この分なら後3時間もあれば着けるだろう。







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