からからからから特訓中!!
思い付き。プロット無し。
あ、どうも生け贄っす。自虐が過ぎたっす。笑えないっす。
......そんなことより魔法使えるようになったっす。ぶらぶらさせながら振っていた剣が魔力を使う剣だったらしくその感覚を手がかりに自分の魔力を自覚し炎に成るようイメージしたら出来たっす。覚えたのではなく思い出した···いや、知っていた。まぁそんな感じで使えたっす。ついでに体内をイメージしながら探ってみたら気っぽいものも認識出来たっす。
これで勝てるっす!!勝ってみせるっす!!
なぁ〜んて思ったんすが
········龍が一向に帰ってこないっす。後、真っ裸じゃなくなったっす。
あれからずっと剣を振ったり、魔法の練習をしたり、あげくの果てには魔力と気力の同時使用による身体強化なんてテンプレにも手を出してみたりしたのですが何時までたっても帰ってこないっす。
そりゃぁ俺が思っているほどに時間の経っていない可能性もあるっすが。
何せ空の見えるところに近づいちゃいないっすから。
でも龍の出入口じゃあないであろう方にいってみたっす。そうしたら此処に転がっていた武器の持ち主さん達が帰りのため壊れたりしないようにと別けて置いていったであろう物が山のように有ったっす。
皆、龍殺しになって生きて返るつもりだったんすねぇ。ありがたく使わせてもらうっす。
龍退治にやって来た冒険者?の遺品?っぽいものの中にあった携帯食糧だってけっこうな量が有ったと思うんすが、其れが尽きかける程度には時間が経っているハズなんす。何せ此処に有る剣でならスパンと岩どころか壁をも斬れるようになったっすから(岩と壁と遺品位しか斬るものがないっすが遺品は勿体なくて斬れないっす。だって龍殺しに来るような人たちの遺品っすからヤバイ物だらけに違いないっす)···運動し過ぎて腹が減って食い過ぎた可能性もあるっすねぇー。でも、とある脳科学者さんの著作のなかに『気を覚えたての人間は他人の病を治そうとして自分が病気になる。空気中の気を取り入れられるようになってから使うべきだ。』みたいな内容が書かれていたのを思い出したんでチャイルドアカデミー主催?の本を思いだし、気とついでに魔力をイメージしそれらを空気中から体内に取り入れるイメージしながら呼吸するようになってからはあまり空腹を感じなくなっていったような?そう考えると相当な時間が!?
·······まぁさすがにドラゴンスレイヤーになり損ねた剣。どの剣も素晴らしい切れ味なのです。
惜しむらくは日本刀っぽいものが一つもないことっすかね。それでもポイものがこの世界に有ると信じて拳一つ分開けて握るっす。確か手首が自然に返る握り方だと思ったっす。手首を痛めないための古武術のしぐさっす。本で読んだっす。反りの無い剣を振っている現状ではただのマイナスかもしれないっすが明日を信じて振るだけっす。後当然天狗下駄っす。魔法と遺品で作ったっす。これで動けるようになると古武術の動きが身に付いているらしいっすから!独学で何とかするしかない今、死なないために現状出来る有効かもしれないことはやってやるっすよ。
って、独り言がヒドくなってゆくなぁ。
主人公の下っぱ口調は捨てられたと思い込んでいるからで本来のものではありません。