1/2
1 そういう感じ?
私は好きな人がいる。
いや、このことに気づくまでは「いた。」
同じクラスの明屋瑛は
私にとって好きな人であり、仲の良い男友達だった。
瑛は特別顔いいわけでも、賢いわけでもない。
ただの平凡な男。
でも私は瑛をかっこいいと思うし、優しいと思う。
いつも通り教室で、友達と戯れているときだった。
瑛にも仲の良い友達がいる、東進渡である。
私は彼と仲が良くはないほうだった。
瑛は渡の後ろから抱き着く。
「わたるん、放課後暇?」
「いや、部活な。お前もだろうがい!」
瑛は渡の服の中に手を突っ込むんだ。
いやいやいや‥‥と私は友達の荒巻唯と目を合わせる。
しかし、唯は目で何かを訴えかけてきた。
「これは、あれだな。」
「…いや、まぁ‥ね。」
実はそうだったりするのだろうか。
続




