49 ダイエット?
昨日あんな反省をしたのに、別連載でやらかしました。
首が痛いです。たぶん天罰でしょう。
では、49話目楽しんで頂けたら幸いです。
「じゃ、サーキット前に十一時集合な」
黒次が手を振って教室から出ていく。
放課後フぃみョンでの集合時間を決めてみんなと別れた。
月子さんにはちょっと練習してからレースに出ることにしてもらった。
どんよりした空だが雨は降ってこない。
天気予報は外れたようだ。
真っ直ぐ寮に帰って着替える。
「良く考えると運動用の服って持って無いな」
仕方がないので学校指定のジャージで寮からちょっと離れた所を走る。
「ヒィ、フー、ハァ、ハァ」
走るとすぐ息がきれる。
走ったり、歩いたりしながら寮が見える所まで戻るとぽつり、ぽつりと雨が降りだした。
あっと言う間にザーと本降りになる。
走って戻りたいが丞の足は限界だ。
走っているのか歩いているのかわからない速度で寮にたどりつく。
「あら、降られたの。ちょっと待って」
玄関で寮のおばちゃんに声をかけられる。
「ほれ、これで拭いてからあがって」
タオルを渡される。
「慣れない事はするもんじゃ無いですね」
おばちゃんにタオルを返す。
「ダイエットかい?あたしも続かなくて」
おばちゃんが笑いながら腹周りをたたく。
「ああ、そうだ。この前の話」
「この前?」
「夕食、みんなと一緒恥ずかしいって話」
「ああ」
「とーちゃんと話したんだけど、やっぱり部屋で食べるのはダメって。一人に許すと他の人が文句言ってくるから」
「そうですか」
「でも、飯堂寺君がよかったら家で食べればいいって。寮のキッチンと家つながっているから」
「ありがとうございます。遅くなったらお邪魔するかも知れません」
「遠慮無く言ってね」
丞はお礼を言って部屋に戻る。
正直ちょっと微妙だ。
社員さんと食べるのと管理人さんの家にお邪魔するの、どっちがいいかなと考えながらシャワーを浴びる。
シャワーから出るとちょうど十八時だ。
普段着を着て食堂に入る。
今日はフライの盛り合わせだ。
やっぱり皿の端にマヨネーズ。ご飯はてんこ盛りだ。
あんまり急に習慣を変えても続かないし、言い訳してテレビの前に座る。
そんなだから減量出来ないと家族には言われるが仕方ないのだ。ダイエットを始めてはすぐやめるを繰り返してきた丞であった。
ステータス表示って体重も出るのかなと思いながらテレビを見ていると、また町の噂のコーナでUFOをやっている。
まさかジョンさんの宇宙船かな。あの人あんまり目撃とか気にしない気がする。
丞はジョンさんに失礼な事を考えながら夕食を食べ終わる。
「ごちそうさまでした」おばちゃんに挨拶して部屋に戻る。
服を脱いで今日の授業の復習してから月曜日の準備をする。
服を着て、自販機にノンカロリーコーラを買いに行く。
服を脱いで録画番組を見ながらこの前食べなかったおやつを開ける。
「しまった。ダイエットするんだった」
開けた物はしょうがないと、食べながらテレビを見ていると二十二時半だ。
歯を磨いてベッドに入る。
『何時に起きますか?』
シープが聞いてくる。
「十一時半・・・」
『また元気無いですね?』
「ダイエットしようと思っているんだけどおやつ食べちゃって」
『そうですか。今日はどうされますか?』
「サーキットで月子さんの応援するんだ。二十三時に集合なんだけどフぃみョンの時間って一定してないんだよね?」
『移動時間はそんなに誤差が出ないです。ではサーキットに向かいましょう』
「遅いぞ。何持ってきたんだ?」
黒次がイライラしながら言ってくる。
丞がサーキットにつくと異世界の会員が揃っていた。
「十一時に集合だよね?トレジャーハントの収穫だよ預ける時間がなくて」
「十一時にレースだよ。あれ違ったっけ?」白次が首をかしげる。
「急ぎましょう」委員長が先頭でサーキットに入る。
虎城君は頷きながらついて行く。
観覧席に入ると次の次に走るレースに月子さんの名前がある。
「間にあってよかった。やっぱり十一時集合でよかったんじゃないの?」
「前の方埋まってンだろ」
「まあ、たぶん月子はレースが始まったらこっちは気にしないよ」
「来て無いって思われたら後がコエーだろうが」
「なら、いいところがあるよ。レースを解説している人がいるんだ。月子さんは昨日その人から色々聞いたみたいだからレース前に見るんじゃないかな」
異世界会全員で解説の鬼っぽい人の横に座る。
「解説は独り言なんだ。話しかけないでね」注意事項もヒソヒソ声で忘れず伝える。
「お、始まるぞ」
ちょうど月子さんのレースが始まる。
昨日は変なお知らせをしてすいませんでした。
今日は普通のお知らせです。
新作
変身女子高生 異世界に行くのにあたって変身アイテムと課題と借金をもらいました
を始めております。
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御手数をおかけします。




