2 寮ぐらしの丞
前話投稿したあと検索したら、他の方のブログと芸人さんにヒットしました。
すんなり出てきたタイトルをそのままつけたのですが、芸人さんのギャグが頭に残っていたようです。
今のタイトルは検索をして、かぶっていないようにつけました。
急に変更したので将来また変えるかもしれません。
すいません、タイトルまた変えました。
コロコロ変わってご迷惑をおかけします。
「ただいま」と言いながら、丞は靴箱に脱いだ靴をいれる。
「おかえり」と寮のおばちゃんが管理人室とプレートのついた窓から言ってくれる。
飯堂寺 丞は一人暮らしである。父親の会社の寮に住んでいる。
丞が中学校を卒業した春休みに、父親がいきなり外国に転勤する事になったのだ。
元々転勤予定の人が飛行機嫌いで、船で行くと言い出したらしい。
月一回の報告会にサンプル品を持ってこないといけないので、船で二週間以上かけて往復するのでは仕事にならない。
国外工場にいく理由は父親の勤めている会社全体でも持っているのが少ない社内資格。
同じ資格を持っていた丞の父親が代わって行く事になったそうだ。
「若い頃、一回だけと約束して行ったから、油断していたよ。部長が頭を下げてくるので断れなかった」
父は母と結婚した頃に一緒に一度、赴任した事があるそうだ。
丞が産まれる前だ。
「田舎だけど良い所なのよ。英語も覚えられるし」
母はついていく気満々だった。
今年、中学校に入る妹は日本に残りたがったが、渋々母親に説得されて両親について行くことになった。
丞は地元の工業高校に受かったばっかりだったので日本に残る事にした。子供の独り暮らしを心配した父親が会社に相談して、丞は父の勤める会社の社員寮に住まわせてもらえる事になった。
そんな理由で寮ぐらしする事になった丞は、自分の部屋に入って鍵を掛け、制服を脱ぐ。
部屋は四畳半ぐらい広さがある。入ってすぐにユニットバスがあって、備品のベッド、クーロゼット、書き物机。
丞の私物のカラーボックスは上に録画テレビ、中に漫画やゲーム機が置かれている。
床が布団縦半分ぐらいしか見えないので、丞は大体ベッドですごしている。ごろごろしているから痩せないと家族には言われるが部屋が狭いので仕方ないのだ。
通学鞄から教科書とノートを出して復習する。
ゲームを作る仕事につきたくて工業高校の電子科に入ってみたが、トランジスタや回路の勉強ばかりでプログラムとかはあまりやらないらしい。
丞は工業高校に入ったばっかりだが、もっと下調べをしてからにすればよかったとか、普通の高校に入って専門学校に行った方がよかったかなぁと最近は考えている。
十八時を過ぎたので、丞はだぶっとした普段着を着て、食堂に夕飯を食べに行く事にした。
今回は、丞の説明回です。
なかなかVRまでたどり着けません。




