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獅子殿のアピールタイム♪
『モエー、俺、仕事で何日か留守にしなきゃいけなくなったんだ。
心細いだろうから、ライオネスくんの隣の部屋使ってね。』
なし崩し的にジローおじさんの部屋に数日寝泊まりしていたが、どうやら追い出されるようだ。
『分かった。
けど、何でライオネスさんの隣チョイスなの?』
『ん〰️、モエーも彼も安心するだろう?』
まあ、知り合いらしいのもライオネスさんとセシルさん位しかいないんだけどさ。
『ーーーセシルさんの部屋の側は?』
『セシルちゃんは通いだから、ここには住んでいないんだ。』
そうなんだ。
まだここに来て数日しか経ってないとは言え、知らない事ばかりなんだわ。
獅子殿の隣の部屋にお引っ越しと言っても、大した荷物がある訳でもない。
なのにこの獣人は手伝いを申し出て来て、私が断ると荷物どころか、私ごと抱えて歩き出した。
『ちょっと、ライオネスさん、下ろして下さい!
私歩けますから。
荷物も大して重くないので、自分で運べますから!!
聞こえてます?
下ろしてってば!』
『モエーは軽いから大丈夫だ。
ほら、もう到着した。』
はぁ、頭痛がしてくるわ。
何なの、この獣人は!
で、何で【褒めて!】みたいな顔して待ってるの?
『あ、有難うございました。
後は自分で出来ますので。』
犬の様に尻尾をパタパタ振っている獅子殿。
もう、今から種族変えますか、って感じだよ。
『あ、これ、引っ越し祝いだ。
一緒に飲もう!』
酒と思われる瓶まで取り出した。
引っ越し祝いなんて風習あるんですか?
獅子殿の愛、モエーに伝わってるかな?
微妙〰️




