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セシルさんの回
のんびりでマイペースなお母さんは、細かい事は気にしない性格だった。
娘が異世界に行ってようと、どこかのテーマパークにでも行ってると思い込んでいるような人なのだ。
たかが数日母親に会えないからって、めそめそしていては笑われてしまう。
後どの位で帰れるか分からないが、こっちでの生活を満喫してやろうと決心した。
と、思い立ったら、先ずはセシルさんの手伝いをしっかりとしよう!
『あら、今日も手伝ってくれるの?
助かるわ~。
今日はお給料の計算をしてもらおうかな。
出勤簿と付き合わせて時間の確認お願いね。』
はあ。
給料なんて私が見ても良いものなのか?
『解体請け負いのダンジくんは若いけど給料も良いし、力持ちで良い男よ。
オススメだと思うわ~。』
えっと、セシルさん無駄口たたいてないで仕事しましょうか。
『ライオネスさんも素敵だけど、ちょっと年齢が上過ぎかしらね。
まあ、大人な男性が好みならオススメするけど。』
だから、仕事しましょうよ。
『ギルドマスターもオススメだけど、血が濃くなるかしらね?』
うん、叔父と姪だからアウトですよ。
こちらの世界では知りませんけど、日本人な私には完全にアウトです!!
は~、仕事、しましょう?
お喋り好きなタイプだった。




