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『治郎おじさんも魔法の収納袋持ってたの?』
日本から持ち込んだ調味料類は、かなりの量がある事が判明した。
魔法の袋は魔力の多い人程容量が大きくなるらしく、獅子殿や治郎おじさんは無限に近く収納出来るらしい。
やっぱりこの二人は桁外れの魔力を持っていて、とても強いんだろう。
『私も魔法の収納袋って使えるのかな?』
『うーん、魔力の質は俺に似た波動が感じられるんだけど、鍛練しないと育たないんだよねぇ。
モエーが就職してくれたら支給するよ。』
『おじさん、ズルイ言い方やめてよ。
ゆっくり考えさせて下さい。』
『チッ駄目だったか。
でも、とっても便利だよ?
ここは楽しいよ!
モエーが就職してくれなかったら、セシルちゃんとライオネスくんが泣くよ。
ライオネスくんなんて、発狂しちゃうかもよ?
もしかして、日本にまで追い掛けて行っちゃうかもよ?
日本に獣人が現れたらどうなるだろうね~。』
『なんですか、それ。
何でライオネスさんが私を追い掛けて来るんですか。
適当な事言ってないで、さっさと仕事終わらせて、しっかり魔力を回復させて下さい!』
全くもう、治郎おじさんってば適当な事言って私を就職させようとするなんて!!
魔法は使ってみたいけど、異世界移住なんて、すぐには決められません!!




