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早く味噌汁プリーズ
『治郎おじさんとライオネスさんも、味噌汁いただきませんか?』
一緒にパラル料理長の様子を伺っていた二人にも声をかける。
『勿論、いただきます!
姉さんの味噌汁も美味しいけど、モエーの楽しみだな~♪
これで、毎日味噌汁が飲めるね!!』
まあ、自分の分のついでに多目に作っても良いけど、味噌がすぐ足りなくなると思うんだけど。
おじさんの調味料を入れていた袋って、あまり大きく無いんだよね。
と言うか、私、すぐに帰るんだった。
何、ずっといる気になってるの!
異世界に就職なんて、やっぱり、あり得ないよね〰️〰️!
『おじさん、で、いつ帰れるの?』
ピキッと固まった音が聞こえた気がした。
『さ~、ライオネスくんも、冷めないうちに早くいただこうか〰️〰️!』
話、そらしましたね。
目が游いでますよ、治郎おじさん。




