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明るい。
朝?
寝不足なのか、寝過ぎなのか、妙にだるい。
今日は何曜日だっけ?
予定はあったかな?
企業面接、は全滅したし。
ああ、卒業式も終わってたんだった。
職業斡旋所に顔出して、短大の友人とご飯の予定入ってた気もするし。
ーーー行きたくないな。
この倦怠感は人生負け組って思い知ったからか。
うん?
私、どっかに就職先見に行かなかったっけ?
えーと、そう、お母さんの弟の治郎おじさんに連れられて、モンスターがいて、獅子殿がいて?
テレビの話か?
夢だったか?
そういえば、この部屋どこ?
『モエー、お早う。
気分はどう?』
治郎おじさん、、、。
『ジローさん、本物?』
『あれ~?モエー寝ぼけてる?』
『何か、変な夢沢山みた。
金色の獅子がおじさんと怪物倒して、私が取り残されて。』
『ライオネスくんなら、そこに居ますよ。』
え?
『自分の部屋に帰るよう言ったんですが、モエーが心配だからって、扉の外に丸まって眠ってたんだよね。』
ライオネスさん、、?
『えぇっ?!』
慌てて扉を開けて見れば、大きな金色の獅子がお座りしてこちらを見ていた。
『何で、こんな所で寝てるんですか。
自分の部屋があるでしょうに。』
『モエー、もう、泣いてないか?』
ああ、もう、存分にモフらせてもらいますからね!!
夢ではなかった




