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獅子殿の純情
ライオネスさんが主張するので、獅子殿目線です
その女子を初めて見た時、雷の魔法に撃たれた時と同じ心地がした。
初めて出会ったモンスターに脅え、泣きじゃくる小さき娘。
俺の爪の一振りで柔肌を裂き、死に至るであろう儚きニンゲン。
だからこそ、護らねばと思った。
傍に寄り抱き上げてみれば、羽の生えた妖精族のように軽く、本当に此処に有るのだろうかと疑ってしまった。
だが、彼女の生命の香りが主張した。
【俺の半身】
【命の片割れ】
【ただ一人のツガイ】
俺は彼女と出逢い、護る為に存在していたのだ。
唐突にそう確信した。
「タロウ」なるものにも、
「ジロー」にも渡しはしない。
愛しの半身、≪モエー≫
俺は生涯君を護ると誓おう。
やっぱりヤンデレか?
重いわ┐(´д`)┌




