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『モエー、彼はライオネスくんだよ。
獅子の獣人だね。
この娘はモエーだよ。
今度から、セシルちゃんと働いてもらう予定。
ああ、俺ちょっと仕事してくるから待ってて。
ライオネスくん、モエーの事よろしくねぇ。』
『任せておけ。』
えっ?置いてっちゃうの?
ジローおじさん〰️〰️!
『まず、涙を拭け。』
そう言ってライオネスさんは私の隣に腰掛け、真っ白な布で顔を拭ってくれる。
私の思考は停止状態でされるままになり、綺麗な金髪だな、とか瞳の色は深い蒼なんだな、とか口を開いて眺めていた。
『そんな顔してると唇を奪うぞ。』
『へっ、、、ほえっ?!』
『クククツ、面白い顔だな。』
かっ、格好良いけど、性格悪いの?!
安易な名付けのライオネスくん




