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走馬燈?

部屋の窓から外をうかがっていると、大勢の人々が出入りするのが見え、その中の一人が治郎おじさんだって事が判った。


魔物って、モンスターって、何だろう?

怪獣みたいなのかな?

悪魔みたいなのかな?

それとも、悪鬼みたいなの?

暴れて、街を破壊して、人を食べちゃうの?


何も判らないからどうすれば良いのか分からず焦燥感が溢れ、不安が増大する。


おじさんが無事に帰って来なきゃ、私、この異世界で独りぼっちでどうすれば良いの〰️〰️?!


ああ!もう、いてもたっても居られない!!

わ、私も外にーーー。



≪ズンッ!≫


突然、床に押し付けられる様な圧迫感を感じた。


一歩も動けない所か、腰が抜けたかのようにガクガクとしゃがみこんでしまう。


現代日本では一生経験する事がないであろう、圧倒的な力。


ちっぽけな私の命なんてこの力の前では風前の灯なんだって理解できてしまう。


ああ、短い人生だったな、って諦めの涙が流れてきた。



へたり込んだまま窓の外を見れば、涙の向こうに見える巨大な異形の怪物。

そして前に立ちはだかる治郎おじさん。



ああ、やっぱり死ぬのかなぁ。



もっと美味しいもの食べときゃ良かったな。



愛犬のタロウともっと遊びたかったなぁ。



恋のひとつも経験したかったなぁ。



お父さん、お母さん、先立つ不幸をお許し下さい。





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