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追憶

作者: アンザイ

この小さな窓からは、庭の野ばらがよくみえる

掃除もされぬこの部屋で

私は何をしたのだったろう


この木の床は私以外、誰かをのせたことはない

何処からともなく太陽の

黄色いひかりが照らすのみ


小鳥が近くへ来たのなら、きっと歌うことだろう

その音は色を持つだろう

響きわたることだろう


私が私だったころ

私は私を知らないで

私が私だったこと

今の私なら分かる


誰も知らないこの部屋で

小さくなったこの部屋で

私は何をすればいいのだろう

私はいつまで居られるのだろう

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