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第087話 約30分の出来事

最後の方で誤字発見しましたので訂正をしました。




 気が付くと、何故かボクは孤島に立っていた。

 不思議な事に周囲の海には波が一切立っていない。


「また?」


 突然の出来事でありながらも、ボクはそんな言葉を口にする。

 というのも、こんな状況は既に経験があるからだ。


 ただ、周囲の景色が違うのはどうしてだろう?

 気分転換でもしたのかな?


 特に焦る事もなく、そんな事を気にしていると、視界の一部がブレ始め、そこから一人の女性が現れた。


「昨夜ぶりですね。ユウキさん」


「モイラ、様!?」


 予想(女神ラケシス)とは違う人物が現れ、ボクは驚きながらその人の名を口にする。


 まさか違う世界の神様に呼ばれるとは思ってもみなかったので、驚くのも仕方のない事だろう。

 いや、そもそも神に呼ばれる事自体が普通ではないだろうが…

 

「今日はちょっとユウキさんの事を幾つか聞きたくてお呼びしました」


「ボクの事を?」


 自分を指さしながらそう訪ねると、運命神モイラはニコニコ笑顔で「ええ」と頷く。


「まずは貴方の好きな食べ物から教えてください」


 そう言って始まった運命神モイラの質問タイム。


 食べ物の好みから始まり、好きな女性のタイプやお風呂に入ったらまず最初に洗う場所について等、約30分近く質疑応答が続く。


 途中、元の世界での自慰の頻度なんていう、すごく答えずらい事まで聞かれたので誤魔化そうとしたのだが、アッサリバレた。

 流石に心を読むのは反則だろ……


「はい。それでは質問は以上で終わりです。ご協力ありがとうございました」


 そう言った運命神モイラは、聞きたい事を全て聞いて満足したのか、すごくいい笑顔だ。

 それに対し、ボクはその場で三角座りをし、げんなりとしていた。


 そんなボクの姿を見る運命神モイラの笑顔は、若干引き攣っているのだが、ボクは地面へと視線を落としていたのでそれには気付く事は無かった。


「……そ、そうだ!」


 ふと聞こえて来たこの声に、ボクは視線をあげる。


 その声の主である運命神モイラは、ボクが反応したのを見た後、少しばかり魅力的な提案をして来たのであった。 

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