第081話 まさか…?
現在のユウキとルーリアのステータスを後書き部分に書いてみました。
深い意味は何もありません!(短かったから誤魔化しの為だなんて言えやしない!)
上空へと昇っていくドラゴンの背に必死にしがみつき、襲い来る風圧に耐えながら片眼を開くと、進路上には巨大な魔法陣が展開されており、その中心には、女神ラケシスのいるあの空間の風景が映っていた。
そんな光景を目にしてから1、2秒。
ボクを乗せたドラゴンはそのままの勢いで、魔法陣の中心に映る風景へと突入。
暗い場所から明るい場所へと突如変わったせいで眩しく思えたボクはグッと目を瞑り、そしてゆっくりと瞼を開く。
辺りは何処までも続く青空が広がっており、下を見ると例の浮島が存在している。
浮島の中央にはテーブルがあり、そこには女神ラケシスが座ったまま此方に向けて小さく手を振っていた。
「私のミスで転送する場所を間違えてしまって、すみませんでした」
申し訳なさそうにそう言うと、今度はボクの隣でお座り態勢になっているドラゴンへと視線を向け、「ご苦労様でした」と女神ラケシスは労を労う。
ドラゴンは頭を横に振った後、今度は頭を下げてから立ち上がり、大空へと舞い上がっていった。
その姿を見送った後、女神ラケシスの視線はボクへと向けられる。
「さぁ、今度こそちゃんと転送しますね。このコンソールの使い方には慣れましたから、もう大丈夫です」
慣れないものなんて使わず、前回した方法で送ってくれればよかったのでは?
そんな言葉が喉まで出かかったがグッと堪え、苦笑いを浮かべながら「よろしくお願いします」と言葉を返しておいた。
「それでは転送しま…」
と、言いかけたその時、辺りに優し気な女性の声が響き渡った。
「はぁいラケシス。彼の行動記録を出来ましたかー?」
そんな声が聞こえてすぐ、ボクと女神ラケシスの間の空間が揺らぎ始め、そこから一人の女性のが現れた。
…ところで彼の行動記録って何?
突然現れた女性の事よりも、ボクはその言葉の方がすごく気になる。
此方に背を向けたままの女性の向こう側に居る女神ラケシスへと視線を向けると、そこには今までの優し気な表情は無く、あわわと慌てている様子だった。
「何をそんなに慌てているのですか?いえ、それよりも私が頼んでおいた彼の、ユウキさんの行動記録は出来たのですか?」
未だに背を向けているその女性は、ボクの事に気付いていない様子で用件を口にし、ソレを聞いた女神ラケシスは更に慌てふためく。
というか、ボクの行動記録ってまさか…
ジト目で二人の様子を見ていると、今まで背を向けていた女性が漸く此方へと振り返る。
そしてそこに居たボクの存在に気付いた女性は「あっ」と小さく声を漏らし、女神ラケシス同様、慌て始めたのだった。
ユウキのステータスの()の中は、心具の強化によって増えた数値です。
それぞれのステータスは(例:力 47)その増幅した分はすでに含まれています。
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東 祐樹 19歳
(アズマ ユウキ)
セレニアの主
(ルーリア)
レベル11
力 47(+4)
体力 48(+5)
魔力 37(+1)
精神 46(+2)
素早さ 50(+1)
スキル
鑑定
全属性魔法 Lv1
ユニークスキル
心具
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ルーリア 15歳
セレニア
(主:ユウキ)
レベル10
力 23
体力 21
魔力 10
精神 25
素早さ 24
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