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第041話 大変な一日の始まり

一部訂正しました。

(街の北側まで歩いてたら時間かかりすぎるわ!まぁ、走ったところでも、結構な時間はかかりますけどね!!)


 すべての解体が終わった後、魔石以外をすべて[心具]の杖を使った魔法で燃やし尽くしたボクは、気力と体力が著しく低下した状態で街へと戻り、宿へと直行した。


 体調的にはこのまま部屋でゆっくりと休みたいところなのだが、身体に着いた血や吐瀉物の匂いが気になる。

 なので先に風呂に入ってサッパリとする事にした。


 30分程のんびりとした時間を風呂で過ごしたところで、身体に着いた匂いも消え、多少は気分が楽になったのだが、今日はもう何もやる気が起きないので風呂から出た後は部屋に戻り、夕食までグッスリと眠り続け、軽めにしてもらった夕食を終えた後も、部屋に戻って暫くしてから再び夢の世界へ。


 半日以上も休んでいたおかげか、翌日目が覚めた時には体調もすっかり良くなっていた。

 これならば問題なく活動が出来るだろう。


 体調の確認も終わり、着替えを済ませたボクは朝食を食べた後、冒険者ギルドへと向かった。



「ゴブリンの、ですか?」


 冒険者ギルドに着いたボクは、今日もゴブリン討伐依頼の手続きを頼みつつ、ゴブリンから採取すべきものがあるのかを尋ねていた。 


「はい。何処が対象になりますか?」


「そうですね、ゴブリンは魔石と牙が対象となっておりますが、牙は一番大きくて鋭い犬歯のみが買取対象となります」


 言われてゴブリンの姿を思い出してみると、確かに一際鋭い牙が2本あった。


「魔石と牙、ですね。ありがとうございます!」


「いえいえ。また分からない事があればいつでも聞きに来て下さいね。はい。ゴブリンの討伐依頼の手続きが完了しましたよ。今日も気を付けて下さいね」 


 会話しつつも、討伐依頼の手続きをしていたアミルさんは、そう言ってボクのギルドカードを差し出したのでソレを受け取り、行ってきますと挨拶をしてからその場を後にした。


 そうして建物の外に出ると、まずは街の外に出る前にいつも利用している(・・・・・・・・・)大通りの串焼きの屋台へと向かい、そこで昼食用の串焼きを3本程購入しておく。


 因みに、街の外に出る前には必ずここに立ち寄る為、今では店のオッチャンとは顔見知りな仲である。

 おかげで、店に顔を出すなり「お!兄ちゃん、今日も来てくれたのか?」等と言われる程だ。

 

 そんな慣れ親しんだ屋台にて昼食用の串焼きを購入し終えたボクは、街の外を目指して歩き始めた。

 それから少しして、街の出入り口である門にて通行の手続きを済ませたボクは、門から数メートル程離れたところで一旦立ち止まり、今日の狩場について考え始めた。


「(…よし、今日は北の森に行ってみるか)」


 ここ数日の間、街の東西南北にある森を巡ってみた訳なのだが、その中でも一際街の北側の森がゴブリンと遭遇しやすかった事から、今日の狩場を北側に選んだのだ。

 そしてもう一つ、もしかしたら森の向こう側にある平原からオークが迷い込んで来て、それに遭遇できるかもという期待を持っての事だ。 


 というのも、以前に遭遇した時は勝てる気がしなかったのだが、今は杖があればまともな魔法が使える事が分かったし、[心具]の杖で威力をかなりアップさせれるので勝てる気がするからだ。

 但し、もし見つけたとしても、相手が単体でなければ避けるつもりだ。

 なんせオークは今のボクにとって格上の敵なのだ。

 無理をするわけにはいかない。


 だが、格上の敵であるからこそ倒せれば良い経験値になるだろうし、昨日の失敗で消滅させてしてしまったオークの魔石を手に入れる事も出来るのだ。

 故に、少しでも遭遇出来る可能性がある北の森を選ぶのは、当然ではないだろうか?


 こうして目的地が決まったところで、早速移動しようと街を囲む壁に沿って走り始め、街の北側に到着したところで一度大きく深呼吸をする。

 そしてもう一度大きく息を吸い、「よし!」と気合を入れ直したところで森の中へと入っていく。


 森の中を歩き始めてから数分。

 早速1匹目のゴブリンを発見するが、[心具()]であっさりと片付ける。

 ゴブリンの相手はもう手慣れたものだ。

 

 ゴブリンの討伐依頼は全部で5匹。

 残り4匹を求め、聴覚と嗅覚を駆使しながら更に森の中を進んでいき、そこそこ街から離れた場所まで来たところで、10m程先にアイツの姿を見つけた。


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