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異世界への扉〜今日はどこ行く?〜  作者: Hippopotamus
序章 君が望むならば
8/15

怒涛の紅

 あの後、念のため傷薬を少しと奮発して回復ポーションを二つ買に走り、戻って門番にカードを見せ門を抜ける。


「よーっし! いっちょやったるで!」


 バシンッと一発両頬を叩き、気合を入れると涙目で試しの森へ向かう。

 なぜ『試しの森』かというと、ここが一種の新人冒険者にとっての最初の試練みたいなものになっているからである。

 ここで戦えて初めて冒険者としての道をスタートできるのだ。

 だからゴルバさんやロドスさんはああ言ってたのかと納得する。


 さて、まずは毒消し草を採取するため森の中に分け入ると辺りを見渡す。


うーん、しかしこんな森の中で襲われたらひとたまりもないな。あまり奥まで進まず警戒しながら草を集めて行くか。


 そして辺りを見渡すとすぐに森を入ってすぐの藪の中で毒消し草と表示された一群を発見する。一時間半ほど掛けてやっと五十株の毒消し草を採取することが出来た。


 ふう、警戒しながらだとかなりしんどいな、やはりこれからは危機回避系のスキルが取れるジョブを早めに取っといた方がいいかもしれない。


 よし、次はとりあえずレベル上げしながらやれるまでウルフを狩っていくか。

 早速、道に戻ると少し先に進んでみる。五分ほど進むとすぐに一匹の二メートル弱の灰色の狼を発見する。

そのあまりのデカさに少し怯むが大丈夫だ、装備もしっかりあると自分に言い聞かせると、念のためジョブを武道家のままで戦ってみる。戦えるとわかったらジョブを外して剣で戦ってみよう。


 こっそりと背後の藪から近づくと奇襲をかける、一瞬反応が遅れたウルフに向かっていきなりスキル溜め撃ちを放つ。溜めに数秒時間が掛かるが、奇襲が成功していたためギリギリで間に合った。

 ドゴンッという音とともに拳が振り向いたウルフの胸辺りにヒットする。ギャンッという悲鳴と共にウルフが霧もみしながらぶっ飛び木にぶつかると見えていた赤いゲージが一気に減るとゼロになったのか、キラキラと粒子になり消える。

 そしてそこには牙とボアと同じぐらいか少し小さいくらいの結晶が残る。


 「奇襲とはいえ一撃か……」


 溜め撃ちはかなり強力だな、ただ溜めが長すぎてなにか考えないと普通の戦闘や多数の相手との戦闘じゃ使いにくいな。


 続けて戦闘してどんどんウルフを倒していく。最初は慎重にヒット&アウェー戦法で戦っていたが、徐々に色々試したり装備と受け身を信じてアグレッシブに攻めていく。

 六匹ほど倒し色々と限界を試した結果、二匹ならば比較的安全に相手出来る事、攻撃を受けてもしっかりアーマーで受けるもしくは体当たりならば受け身で大したダメージを負わないことがわかった。

 ならばとジョブを異邦人に変え銅のショートソードを装備する。


もう一度マークで遠くにいるウルフを見つける。もう一度奇襲するため藪に入り、近くまでいくとふぅと小さく息を吐くと目標を見定めるまだこちらには気付いていないようだ。

 よしっと一気に駆け出し藪から抜け出すとウルフに向かって剣を下ろす、野性の勘なのかすぐに気付き当たる瞬間ばっとその場から飛び退くとグルルとうなりをあげる。


 やはりスキルの補助なしの素人の剣術じゃ当たらんか……。


 冷静に相手との距離を測り腹を決めると俺に噛み付こうと大きく口を開けて飛び掛かってくるウルフに向けカウンターで口に向けて思いっきり剣を突き刺す。ぐしゃっという肉を切り裂く嫌な感触を感じるが気にせずそのまま腕を捻りながらぐっとさらに剣を押し込む。


 「おおおおおりぁっ!」


 そして一度素早く引き抜くと剣の持ち手を逆手に変えて両手でウルフの頭に向かって振り下ろす。ドシュッと骨ごと脳天を突き刺すと剣が半ばまで突き刺さりザクッと地面の突き刺さる感覚が分かる。

 目の前に光の粒子が舞いべっとりと付いていた血糊が粒子になって消えると刺さっていた感覚もすっと消える。


 ふーっと大きく息を吹くとピロ〜ンと聞き慣れた電子音が小さく流れる。

 とりあえず先にアイテムを拾いアイテムボックスにしまうとついでに傷薬をさっき口に向かって手ごとぶっ刺した時に牙が刺さり怪我した右手に塗っておく。


 さて、お楽しみのジョブ確認と参りますか!


ジョブ

[異邦人]


・異邦人 Lv.2

・武道家 Lv.3 

・戦士 Lv.1

・剣術使い Lv.1 NEW


 よし!狙い通り。次に剣術使いのスキルも確認する。


 

・剣術使い Pスキル:剣術の心得 Aスキル: スラッシュ


 よしよし。いいぞいいぞ。少しわかってきた。それじゃあとはガンガン狩って稼いでいこう。


 そのあと、ギルドの前で買っておいたスモールボアの肉串をパンで挟んだ簡単な昼食を済ますとその頃には傷もだいぶ良くなっていたので狩りを再開し、三時間ほど狩り続けて合計で三十匹ぐらい倒したところで、ちょうどレベルが二つ上がり、少し早いが風呂にも入りたいので町に戻る事にする。


 町に戻ると一番にかいた汗を洗い流すため大衆浴場に向かい上がるとちょどいい頃だろうとギルドに向かう。

 ギルドへと入り一度カウンターを見渡したがやはりトリスはおらず、仕方なく人族のおじさんのところに行きクエストの完了を報告をすると一瞬ぎょっとした顔をしたが名前を確認するとすぐに冷静な顔に戻る。

 ギルド職員にはすでに伝わっているのだろう、すぐに普通に対応してくれた。


 二階に上がり素材を売ると全部で27400ペカで売れたことに感動しカードの画面をにやにやしながら見たあと満足すると腕輪に戻し、ギルド長に会うため一度一階に降りて職員の人に聞いてみる。


 「はい。 ホープさんですね。……えーっと、はい。 確かに予定にありますね。 すみません。 まだ、ギルド長は外出から戻っていないので、応接室でお待ちいただけますか? 三階の階段上がってすぐ左の部屋ですので」


 「はい。わかりました」


 三階に上がり応接室に入る、十畳ほどの部屋にソファとテーブルが置いてあるだけのシンプルな部屋だった。


 すると、20分ほど待っていると勢いよく扉が開く……というか扉がぶっ飛ぶと俺と同じような身長の真っ赤な紅の髪を腰まで伸ばし前髪は短めに切られた細身の女性が入ってきた。だが髪はあまり気を使っていないのかすこしぼさぼさだ。

 顔は性格に比例するのかかなり気の強そうだかかなり美人の部類だろう。しかしその顔にはガキ大将のような不敵な笑みを浮かべていて、なによりその左目の横から口にかけて大きな傷跡が目立つ。

 開口一番こう言い放った。



「俺はタリアス・ヴァン・ジャッカスだ! このくそみてぇなギルドの長をやってる! よろしくな! 『渡り人』のガキ!」


 「ギルド長! 落ち着いてください! というか何度いえばわかるんですか! ドアをけ破らないでください! それにまだ『渡り人』と決まったわけではありません」とギルド長の後ろで、丸いメガネを掛け羊のような角に黄色がかった白い髪にふわっとした癖っ毛のショートカットの女性が可愛く怒鳴っていた。


 「ああ~? 気にすんなよ。 メリー! すぐ直っからよ」


 「私の名前はキャンメリーです! ちゃんと呼んでくださいよ! ギルド長! それに直すのも経費が掛かってるんですからね!」


 「あんまり怒るなよ、メリーちゃん。 可愛い顔が台無しだぜ」


 「誰のせいですか!」


 俺がぽかーんとしているとそのギルド長と名乗る女性は俺の目の前まで来て顔を近づけると全身を見たあとふーん。 お前がねぇと呟くとドカッと対面のソファにもたれるように座った。


 「初めまして! 私はギルド長の専属秘書のキャンメリーです。そしてこの死んだ魚のような目をした女性がこの冒険者ギルド、プロミエ支部のタリアス・ヴァン・ジャッカスギルド長です。 こう見えても元Sクラスの冒険者でしかもアポロ帝国では準男爵の位を持つ貴族様なんですよ」


「死んだ魚の目は余計だ。 あと人を外見で判断すんじゃねぇ。ところで……よう。 お前が『渡り人』っつーガキか? ああ、まぁ位をもっちゃいるが、昔の傭兵時代にどっかのえれーおっさん助けたらもらっただけの糞みたいな称号だ。 戦いにゃなんの役にも立ちゃしねぇ。 それに堅っ苦しいのは苦手なんだ。 気軽に話せや」


 俺もソファから立ち上がると挨拶する。


 「はい。初めまして、ジャッカスギルド長「タリアスでいい」」と遮るようにギルド長が言う。


 「……タリアスギルド長、キャンメリーさん。 自分はFランク冒険者のホープと言います。 どうぞ、よろしくおねがいします」


 「ふーん……えらく普通のやつだな。キャンメリーそれで俺は何をすりゃいいんだ?」


 呆れたように少し間をおくと、シャンメリーさんはギルド長に教えるように話しはじめた。


 「……はい。 今日、ホープさんにお越しいただいたのはホープさんがほんとに『渡り人』がどうかキルド長に確認していただくためです」


 「ふーん、なんでこいつが『渡り人』だと?」


 「それはホープさんが登録した当日に、薬草五十株にチピラビット二十六羽それにスモースボアを一匹仕留めてきたからです」


 「それだけかよ? それならまぁなくもないだろ」


 「もちろんそれだけではありません。問題なのはその時、彼はまだレベル三だったこと。さらには帰って来た時にはレベルが二つも上昇していたことです」


 「はぁ!? なんだそりゃ? いくら低レベルとはいえそんなに早くレベルが上がるわけねぇだろ」


 「ですから対応した職員が不審に思い聞いたところ本人に『渡り人』だと言われたと報告してきたのです。 ですからギルド長にはその真偽を確かめ判断してもらいたいのです」


 「ふーん。ちゃんと聖痕は確認したんだろ?」


「はい。ちゃんと確認されていますね」


 「じゃあそうなんじゃねぇの?」


 「ちょっとギルド長!」


 「別にそれだけで決め付けたわけじゃねぇよ。 ……お前、ホープっつたか? お前『固有能力者ユニークアビリティユーザー』だろ?」


 「えっ?」


 ……なっ!! なんでわかったんだ?俺はまだ何もしてないはずだ。なんかのジョブのスキルか? ……今は考えてもわからないか、とはいえ素直にバラすのも癪だな。


 「……なんでそう思ったんですか?」


 「ふっ、まぁいい。 お前今日もクエストに行ってきたんだって? じゃあなんでその袋からは素材の臭いがほとんどしねぇんだ? それに汚れもほとんどねぇ、いくら新しいつったって素材を入れてりゃ汚れはなくとも臭いはどうしてもこびり付くもんだ。 それともそれはマジックアイテムの袋なのか? じゃその袋、見せてくれよ?」

 にやにやとまたガキ大将みたいな笑みを浮かべながら聞いてくる。


 「……ふぅ、その通りです。 これはただの袋でダミーです。 いつもは俺の能力で素材なんかを別の空間にしまっています。 あ、でも空間魔法が使えるわけじゃないですよ」


 そう言いながら俺は両手を上げて参ったといったポーズで話した。


 「ほらな? 確認するまでもなかっただろ?」


 「……それじゃあ。本当にホープさんは『渡り人』ということですね」


 「それじゃあホープ、お前別の世界から流れてきたのか?」


 少しわくわくしたような顔をしながら聞いてきた。


 「ええ。気付いたら森にいました。 ホープというのも偽名です。 本当の名は紡木つむぎのぞむといい、地球という星の日本という国に住んでいました」


 「星ってのがなんなのかわからねぇが、そんな国も名前も聞いたことがねぇ! こいつまじだぞ! なぁメリー?」


 「だからそうさっき確認したじゃないですか……」とシャンメリーさんが少し怒ったように肩を揺らしながら言う。


 「それで私はどうなるんですか?」と率直に聞いてみる。


 「別にどうもしねぇよ」


 「……へ?」


 「確認っつたろ。 ただ本当かどうか事実を把握しておきたかっただけだ。そうだろ?」


 「そうですね。ギルドに害をなすわけではありませんし、むしろこれからギルド、ひいてはこの町の人のためにバリバリ頑張ってください!」


 「……そうだ。それだけできるならもうギルドのランクを上げてやってもいいんじゃねぇか?」


 「ええ、そうですね。 今日もすでに『試しの森』でのクエストを完遂したようですし、Eランクでも問題ないでしょう」


 「はぁ? 何言ってんだ? 俺が言ってんのはDランクだよ。Dまでなら昇格試験なしだし俺の権限で上げても問題ねぇだろ?」


 「なに言ってるんですか!? FランクからいきなりDランクだなんて危険です! ダメに決まってるじゃないですか!?」


 「……はぁ。ホープ、お前今レベルいくつだ?」


 「今日また2つ上がってレベル7ですね」


 「なっ! たった2日でレベル4も上がってるわけ…!」


 「ホープ。お前の能力その収納機能だけじゃないんだろ? じゃねぇと1日でレベル2上げるなんて芸当、説明つかねぇだろ?」


 「……ええまぁ。 詳しくは言いたくありませんが、そういう能力があることは否定しませんね」


 この人死んだ魚のような目してるくせに目がいいのか勘がいいのか鋭いな。さすが元Aランク冒険者だな。


 「今も現役だ、ばかやろう! 消し炭にするぞ」

 

 あれ?俺、声に出してないよな? どんだけ勘いいんだよ。


 「ほら? 問題ないだろ? というか多少危険じゃねぇと成長なんてしねぇんだよ。それに強え相手の方が燃えるだろ?」 前半は同感だが後半は否定させてもらいたい、俺はそんな戦闘ジャンキーじみた精神は持ち合わせていない。どちらかといえばびびりだ。


 「……わかりました、というかもう決定なんですよね。 わかってます。 手配しておきます」うなだれたように言う。この人も苦労人だな。


 「ということで以上だ! 手間取らしたな! 帰っていいぞ! あ、そうだ。今度酒に付き合え! お前のその星ってのの話聞かせろ!」


 「……ええ、考えておきます。それじゃなんか疲れたので失礼します」 どうせ拉致られるんだろうな、さっき会ったばかりだがもうわかる。我を突き通して回りを巻き込むタイプだ。


 「わかってんじゃねぇか!」 


 ……考えを読ないでほしい。


 「それじゃあ、ホープさん。お疲れ様でした。 しっかりと秘密は厳守させていたただきますので安心してください!」


 「はい。 よろしくお願いします。 メリーさん」 


いい人だ、この人は癒しだな。親しみを込めて俺もメリーさんと呼ばせてもらおう。そういって応接室から出る。

出ていく時……シャンメリーです!と聞こえたが気のせいだろう。

 

 疲れた気持ちでギルドから出て行こうとした時、後ろから声を掛けられる。


 「おい!お前、最近登録した新人だな? ちょっと面貸せよ」

 

 振り返ると昨日、ハンナさんにぶつかっていたやんちゃそうな若者二人組だった。

 ああ。これテンプレだ。どんだけ踏襲するんだよ。テンプレ春のパン祭りだな。


 「いいだろう。 ザキヤマ兄弟。 相手してやる」


 「だれがザキヤマ兄弟だ!」 「こいつ、なめてんのか!」


 ギャーギャーと喚く二人に付いて行きギルドを出てすぐの裏路地にまで来る。


 「お前先輩に対する礼儀がなってねぇんじゃねぇか?」

 

 「それにお前、初心者にしちゃいい装備してんじゃねか。 それを渡すなら許してやってもいいぜ」


 へへへと下品笑う二人。どう見てもおまえらも初心者だろ。


 「口が臭いのでしゃべらないでくれますか。ザキ先輩」といいつつジョブを武道家にセットしておく。


 「誰がザキ先輩だ、こらぁ! てめぇ、ぶっ飛ばしてやる!」


 そういって殴り向かってくる金髪の短髪の方を軽く避けて足を掛けてこかすとずさーっと頭からヘッドスライディングする。ちなみにこっちをザキと命名する。


 「てめぇ…」


 そういって仲間がこかされるのを見て掴みもうとしてくる長髪の茶髪の男の手首を逆に掴むと小手返しを決めて地面に倒したあとそのまま腕を決める。こいつをヤマと名づける。


「ぐあ! な、なんだ。くそっ!! 痛てぇ!」


 「いたた……やりやがったな! 野郎、そいつを放しやがれ!」


 そういいながら襲いかかろうと向かってくるので素早くヤマを転がすと、向かってくるザキ先輩の腕を掴みそのまま腰投げのように投げる、当然受け身など知らないザキは強かに背中を打ち付ける。


 一人は背中を打ちも悶絶している、もう一人は肩を抑押せえながら何をされたかわからないといった顔で茫然としている。そんな二人に向かってすいません、失礼しますと言ってさっさと広場まで出ると、うーっと背伸びをすると少しすっきりした顔で夕焼けの中、ハンナさんの宿に向かって歩き出す。

 

 

なんという雑魚ふたり、まさかの再登場です。

ちなみにタリアスさんの前髪に稲妻はありません。


ステータス

Lv.7 HP:60 MP:25

ATK 13

DEF 10

INT 7

MND 5

AGL 12

DEX 11

LUK 66



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