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Farewell
ワタシは私からいなくなった。
別れたの。
私が嫌いだから。
他人に気に入られようとして見栄を張った私が嫌いだった。
ありのままの、本当の自分を見せればいいのに。
そうするべきだったはずなのに。
そうしないでワタシを作り上げた私が憎かった。
私がワタシを拒絶したそのとき、ワタシは存在意義を失う。
それが許せなかった。
ワタシは存在したかった。
1人の人間として。
心に飼われた人格ではなく、人間として。
だからワタシは選んだ。
私を消して、ワタシが存在する道を。
「キミはもういらない。そうでしょ?」
「そう言いたいでしょ?ねぇ、私」
「ワタシはキミであって、キミはワタシ。違うの?」




