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人類誕生時代に来たので、人類の支配者になる  作者: 浅霧 瀬智
第一章 

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5.未知エネルギー (イラストなし)

ー 宇宙要塞ハコシロ 中央制御室 ー


「目的が決まったので、次は方法を決めていこう。」

人類の管理者になる目的が出来たが、力で支配するぐらいしか思いつかない。


「ツバイ様を宗教対象にして信仰される提案をします。」


リフコが手を挙げながら意見を述べる。宗教は長い人類歴史と切っても切り離せない物だから悪くない意見だ。しかも、多くの人に信仰されるのは気分が良さそうだ。

 

「ご主人様が信仰されるのはとてもいいですね。私達は神様に仕える天使様かしら。」

セリアがまんざらでもない顔している。天使が好きなのだろうか?


「主様。人類は原始人です。私達の方が圧倒的に力があります。力で支配はどうでしょうか?」

軍人気質なハンティらしい意見がでた。


「現状はそうでも、未来はわからないわ。それに、弾圧的な支配は長続きしないわ。」

セリアは力の支配は消極的なようだ。力の支配は反抗が生まれる。そのたびに対処するのはめんどくさいな。


「エンリ。我々は人類のはるか先にいるが、追い抜かれないように技術進歩を止めないように研究は続けろ。」

力があるから人類の支配者でいられる。力の逆転だけは避けないといけない


「わかりました~。ご主人様~。どのように技術進歩していくかは、みんなの色々な意見から考えます。」

「不老手術で老いる事がないから、時間はいくらでもあるからゆっくりでかまわない。」


部屋に備えつけられているスピーカーからハレの声が聞こえる。

「マスター。人類にナノマシンを注入するのはいかがでしょうか?」


「人類にナノマシンを入れてどうする?」


「ナノマシンを注入すれば、ナノマシンで人間の管理が可能です。思考、身体状態、記憶、能力、性格など、人物のすべてが把握できますし、脳を支配して操ることができます。」

完璧じゃん。人類を好きにできれば、人類の支配者になるのは簡単になる。


「人間の赤子は母親から栄養を摂取して成長するので、そこからナノマシンを母親から赤子に注入できます。」

人類全員にナノマシンを注入する必要はなく、子孫に引き継がれていくという事か。


「しかし、ナノマシン統括専用コンピューターがないと、いずれ人類の多さにパンクします。」


「至急に専門コンピューターを作ってくれ。リフコはアンドロイドを指揮して今いる人類全員にナノマシンを注入しろ。」

「ナノマシンで人類を管理しながら、宗教や力で支配する方法で行う。」


突然、宇宙要塞ハコシロに緊急アラームが鳴り響く。アラームにNPC幹部は驚くがすぐに真剣な表情に変わる。


「マスター。緊急事態が発生しました。」

ハルがとても困惑した声に報告する。


「太陽系惑星の外れに未知のエネルギーが含んだ隕石が接近中です。」

人類支配計画は一旦中止になりそうだ。

 

「エンリ。未知の隕石を調査してくれ。」

「わかりました~。安全のために現地にはアンドロイドだけ向かわせていいですか~?」

幹部NPCは限界まで強くしているが、エンリだけ研究関係を強くした代わりに戦闘は苦手な設定になっている。エンリに危険を犯すことは出来ない。


「かまわない。ハンティは生命体がいる場合の準備をしてくれ。」

「かしこまりました。主様。宇宙戦艦3隻を動かして隕石を確保します。」


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