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目が覚めると、お姫様になっていた。  作者: 天ちゃん
第一章
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鏡に映っていたのは…

「(……えっ?)」


鏡に映っていたのは―――ドレスを着ている美しい女性。


胸も……ある―――!?(思わず揉んでしまう)


「うっ…嘘…だろ―――?」


これが……俺―――?

まるで お姫様みたいじゃないか!?


何で俺は、お姫様になってしまったんだ!?


「……どうした?」

「あのッ…!! 一体何が起きてるん……ですか!?」

「……忘れたのか?」

「そ……そうみたいです―――」


「…この城へ到着する前に 馬車が事故に遭ったとは聞いたが……」

「……エエッ!?馬車は…他の皆は大丈夫なんですか?」

「あぁ。そなたは気を失ったが 特に問題無かったそうだ」


でも……馬車の事故と俺がお姫様になったのって 関係あるのか!?

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