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目が覚めると、お姫様になっていた。  作者: 天ちゃん
第三章
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四人の戦士

「…ねぇ、どう思う?カイン?」


“カイン”とは、若き男性剣士。

若きながらチームのリーダーである。


「どう…って言われても…。国王の命令だし、一度イヴ様を連れ戻すしか無いのでは?」


カインは、キララの質問に答えた。

“キララ”とは、回復系魔法の使い手。

4人の中で一番若い戦士で、ちょっとおませさん。


「でも…アダム様が、国を乗っ取るつもりでイヴ様を誘拐するなんて、僕は考えられないよ?」


魔法少年・クロウは顔をしかめた。

“クロウ”は、攻撃系魔法の使い手。

キララよりは年上だが、少し気弱な子。しかしとても強い魔力を持っている。


「それならイヴ様を連れ戻す必要も無いだろ?」


ケイトはニッコリ笑った。


「国王が、アダム様とイヴ様を引き離したいのだろう。国王は、イヴ様をとても愛していらっしゃるからな」


“ケイト”は、短剣や拳術の使い手。

男性っぽい話し方だが、チームの頼れるお姉さんみたいな存在だ。


「それにイヴ様は 結婚式前夜祭の為 アダム様のお城へ向かわれたんだろ?国王も諦めてパーティー行けば良いのにさ~」

「愛娘に泣き顔見られたく無いんじゃないの?」

「全く―――困った父親だな……」


4人の戦士は顔を見合わせて「フフッ……」と苦笑いした。

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