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目が覚めると、お姫様になっていた。  作者: 天ちゃん
第三章
14/25

親バカな国王

その頃―――。


「良くぞ集まってくれた……若き戦士達よ―――」

「―――ハッ!!!!」


4人の若い戦士は、方膝を床に着き、こうべを垂れた。


「イヴ様が誘拐されたと伺いましたが……」

「その通りじゃ。ワシの愛娘・イヴが、アダム王子の部下達に誘拐された―――」


「アダム王子が……?」

「一体何故ですか……?」


「その事情はワシにも分からぬ……だが、アダム王子は娘と結婚して、この国を乗っ取るつもりなのじゃ!! きっとそうに違いない!!」

「えっ………!?」

「そ…そんな―――」


「結婚式は、明日の午後に執り行われるらしい……」

※国王は事故の事は知らない。


「それまでに何とか娘を、無事に取り戻して欲しいのじゃ―――」

「……承知しました!!」

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