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目が覚めると、お姫様になっていた。  作者: 天ちゃん
第二章
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本性

俺達が部屋を出ると同時に アダムとルシアも部屋から出てきた。


「ルシア……」

「イヴ……!!隣の部屋に居たの?」

「は…はい」


ルシアは俺を見るとにっこり笑い、パタパタと走って近付き 俺にギュッ…!!と抱き付いた。


そして誰にも見えない様に 口を俺の耳元に近付けた……。


「ル…ルシア?どうし―――」


「……なんだ。死んでなかったのね」


「………えっ?(ゾクッ…!!)」


「ルシア…イヴから離れろ」


アダムの声が聞こえて ルシアは固まってる俺からそっと離れた。


「結婚…おめでとう。パーティー楽しみにしてるわ」


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