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俺の答え

「私は貴方達からパーティーに招待されたのよ…!!今更帰る気は無いわ!!」

「………!!」

俺は執事とメイドを見た。

「あの…!!何かお祭りがあるんですか？」

「なっ…何と!!その事もお忘れでしたか!?」

「すっ…すみません…!!」

せめてイヴ姫の記憶が残っていてくれたなら良かったのになぁ……。

「いえ…きっとそれほどショックが大きかったのでしょう」

「アダム様とイヴ様のご結婚を御祝いする前夜祭が開かれるんですよ」

「えっ……」

「前夜祭」とは記念日などの前夜に行う催し。と言う事はつまり……。

「……結婚式は明日―――!?!?」

「あぁ…その事についてですが―――」

「………？」

「あのような事故が起きたばかりですから……。今夜はパーティーのみ行い結婚式はまた日にち改めようかとアダム様から提案がありました。イヴ様は如何なさいますか？」

アダム王子……俺の事を気遣ってくれたんだ。

俺は今中身は男だし…俺とアダム王子が結婚する訳にはいかないしな。

俺が何故イヴ姫と入れ替わってしまったのかも調べたいし。

それにルシアとの件も気になる。

俺の答えは……。