本のはなし
前回、趣味は読書と書いたので、本の話を。
冬野は引っ越しを機に、蔵書をかなり処分しました。
半分以上は古書店さんに引き取ってもらいました。
量も多かったので、資源ゴミの日に一気に出せなかったという理由もありますが、やっぱり捨てるのは忍びなくて。
気に入っている本だけを残したのですが、それでもかなりの数があります。
これ以上は処分したくない。
それでも多いので、買って増やすことも躊躇われます。
だって、置くとこないんだもん。
生活スペースが侵略されるわ~。
ということで、最近は読みたい本は電子書籍で購入することが増えました。
でもね、目が疲れるんですよ。
悪かった視力が、さらに下がりました。
それのせいか知らんけど。
本の匂いも好きなんです。
だから、ホントは、紙の本を買いたいんですが、しょうがないですね。
気に入った本は何回も読み返すので、表紙がボロボロになっています。
古い本は黄ばんできちゃいますしね。
日焼けもするし。
どうしたって劣化する。
その点、電子書籍はそういうことはないですが。
風情がないというか、なんというか。
一長一短ですね。
書店になら何時間でもいられます。
珍しい本を置いてあったり、独特のコーナーを設けている書店さんが好きです。
楽しくなって、わくわくします。
書籍って、薄利多売なんですよ。
本を一冊売っても、書店さんの儲けは驚くほど少ない。
たくさん売らなくちゃ、経営が成り立たない。
個人で経営しているような小さい書店さんは、冬野の住む町では姿を消してしまいました。
大型の書店さんがモールに入っていたり、スーパーに入っていたり。
格段に品揃えが違いますよね。
時代の流れかと思いますが、ちょっと寂しい。
小学生のときに、お小遣いを握りしめて近所の小さい書店さんに買いに行ったときのこと。
読みたい本の発売日だったので、自転車をドキドキしながら走らせました。
いざ会計しようとしたら。
足りなかったんですよ。一円。
当然、買えませんでした。
とほほ、な思い出です。
なんで一円足りなかったんでしょう?
お小遣いをかき集めて行ったから、お財布の中には小銭ばっかり。
あると思ったんだけどな~。
(*T^T)