『伊豆の踊子』タイトルからしてエモい件について
『伊豆の踊子』が好き! なハナシ。
『伊豆の踊子』と云えば読んだことはなくても、タイトルを知らない人はたぶんいない、かな?
ノーベル文学賞作家である川端康成の短編です。
(ノーベル文学賞は『雪国』で受賞されていますね)
冬野は『伊豆の踊子』の文章が好きなのです。
なんというか……瑞々しくて、美しい。
耽美な言葉で書かれているわけではありません。
美しい世界が描かれているわけでもありません。
それでも、文章が美しいと感じます。そして、読みやすい。
まあ、そのあたりは個人の感じ方が大きいのだと思いますが。
さて、それでは。
一応、あらすじをめっちゃ簡単にご紹介。
二十歳の旧制高校生である主人公が、旅の途中で旅芸人の一団と出会います。
主人公は一団の踊子に惹かれ、踊子もまた主人公を慕います。
やがて旅は終わり、別れのときがきます。
心のうちに秘めた淡い恋の物語です。
伊豆の風景の描写も鮮やかです。
冒頭の文章も、とてもいいですね~( ´∀`)
現在とは時代背景が違うのですが、読みはじめるとあまり気にはなりません。
短編なのですぐに読めますし。
冬野は書いている小説が詰まると、パラパラと読み返します。
何回読んでも、飽きない。
その場面が目の前に浮かんでくるような描写。
主人公の心の機微と、踊子が主人公を慕う様子もさりげなく描かれます。
青くて甘酸っぱい感情を思い出します。
現代風に置き換えると―――
学校にステキな、もしくは可愛い教育実習生がきます。お互いに気になっているけど、先生と生徒。それは口に出せないまま、実習期間は終わり、実習生は学校を去っていきます。
みたいな感じでしょうか?
非常にムリヤリ感はありますけど。
なんか、こう、想いを伝えられない感じがぽいかな、と思いまして。
(現代風に置き換える必要は特にないと、読み返してから気がつきました。でも、せっかく書いたので消したくありません。そのままにしておきます(*`艸´))。
以前に「長編と短編」で書いた短編とは違うのですが、『伊豆の踊子』もまた好きな作品です。
過去にさまざまな俳優さんで映像化されているようですね。
脳内映像でキャスティングするなら、踊子ちゃんは誰だろう?
冬野は芦田愛菜ちゃん推しかな?
演技はうまいし、清純なイメージが合ってます。透明感もありますね。
初々しい感じも萌えます。
和装も似合いそう。
主人公くんは……。
あれ? 思い浮かばない。
( -∀-)
最近はドラマを観ないので、俳優さんがわからない。
うーん。誰がいいのかなあ……。
袴とか似合いそうな俳優さん……。
斜にかまえながらも、多感な時期の青い雰囲気を持ってる俳優さん……。
(柳楽優弥さん、とも思ったのですが。主人公くんの年齢が二十歳ですからね。『誰も知らない』の演技は圧巻でした)
うーん……。
どなたが似合うのでしょう?
『雪国』も読みましたが、ちょっと大人な世界でした( *´艸)
読んだ当時は学生だったので、今また読み返すと違う印象を受けるのかもしれませんね。
なろうっぽいタイトルを初めてつけてみた!
ヽ(*´^`)ノ
クセになりそう……。




